◆センバツ第9日 ▽準々決勝 中京大中京2-1八戸学院光星(27日・甲子園

 中京大中京の右腕・安藤歩叶(あると=3年)が先発し7回を1失点(自責0)の好投を見せた。八戸学院光星を破り5年ぶり15度目の4強入りに一番乗りした。

 3回1死、八戸学院光星・新谷翔磨(3年)に右翼線三塁打を打たれ安藤はピンチを背負った。続く4番の北口晃大(3年)にはスライダーで、5番の新谷契夏(3年)はスプリットで2者連続の空振り三振に仕留めて、ピンチを切り抜けた。「同点だったので、1点やってしまうと向こうに流れがいくと思った。ギアを上げて強気に攻めようと思って投げました」と振り返った。

 秋からはウェートトレーニングや食事の量を増やして、69キロだった体重を76キロに。平均球速も133キロから137キロまでアップさせ「出力や平均球速が上がったと感じます」と背番号1。

 歩叶の名前の由来は、夢に向かう途中で歩いてもいいから叶えてほしいという思いを込めたものだという。八戸学院光星に勝利しチームは聖地通算140勝目。「先輩たちが作ってきた記録の中で自分たちがやらせてもらってるんで、そこにまた新しく歴史を作れたっていうのは嬉しい。自分のためだけに野球をやってるわけじゃないと思っています」。夢の優勝まであと”2歩”。一球入魂で栄光をつかむ。

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