◆米大リーグ ブルージェイズ3x―2アスレチックス(27日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズの岡本和真内野手(29)が27日(日本時間28日)、メジャーデビュー戦となるアスレチックス戦に「7番・三塁」でスタメン出場し、3打数2安打1四球だった。9回2死からこの日2安打目となる右前打を放つとその後、サヨナラのホームを踏んだ。

球場は大歓声に包まれた。

 まずは両チーム無得点の2回2死で初打席へ。カウント2―2からMLB通算73勝右腕のセベリーノが投じた98・3マイル(約158・2キロ)直球をスイングした岡本のバットは空を切った。メジャー初打席は空振り三振だった。

 2打席目は1点を追いかける5回1死で迎えた。2球で追い込まれたが、粘り強く対応。最後は外角高めのカットボールを冷静に見極め、四球で出塁。その後、ヒメネスの適時打で本塁へ生還。メジャー初得点を記録した。

 待望の快音が響いたのは3打席目だ。1点リードの7回1死で打席に入ると追い込まれてから外角低めのスライダーに反応。泳がされながらも最後は左手一本で左前に運んだ。

メジャーデビュー戦の3打席目で、早速初安打を記録。記念球がベンチに戻るとゲレロが回収。ゲレロは一度スタンドに投げるふりをして、場内を盛り上げた。

 守備でも魅了した。1点を先制された直後の4回1死。左打者のボテボテのゴロが三塁線寄りへ。三遊間の位置に守っていた岡本は素早くチャージして捕球すると、そのまま流れるように一塁へ送球した。初の守備機会で間一髪でアウトにし、場内は拍手で包まれた。

 岡本はポスティングシステムを利用して巨人からメジャーに挑戦。オープン戦では8試合に出場して打率3割1分6厘、1本塁打、4打点の成績を残した。好守備でもアピール。攻守で順調に調整を進めてきた。

前日26日(同27日)の練習では25スイングで2本のサク越えを放つなど広角に鋭い打球を連発。「始まるのでしっかり頑張りたい。(試合が)始まれば緊張するのかなと思う。球場はきれいで大きい。すごく楽しみです」と心境を語っていた。

 岡本の活躍もあり、チームは接戦を制して開幕戦に勝利。新たな舞台での挑戦を好スタートで発進した。

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