第98回センバツ高校野球大会は29日、甲子園で準決勝2試合が行われる。28日は休養日に充てられ、4強進出校はそれぞれコンディションを整えた。

甲子園で初めて4強入りした専大松戸(千葉)は兵庫・西宮市内で2時間の練習。大阪桐蔭の153キロ右腕・吉岡貫介(3年)ら速球派投手を想定して「155キロマシン」で打撃練習を行い、攻略へ闘志を燃やした。

 目を慣れさせた。準決勝を前にした専大松戸の打撃マシン、設定は「155キロ」-。大阪桐蔭の吉岡ら速球派投手陣を仮想しての特訓。プロ注目の4番で今大会、打率5割5分6厘の吉岡伸太朗捕手(3年)は、充実の表情で汗をぬぐった。

 「タイミングの取り方もつかめた。自分のミート力があれば、しっかり打てるかなと思っています」

 昨春の関東大会決勝・健大高崎戦では最速158キロを誇るロッテのドラフト1位・石垣元気と対戦。「ヒットは打てなかったが、しっかり捉えることはできた」と経験値を高めた。「打ち負けないように、思い切ってスイングしていきたい」とナインの思いを代弁した。

 77歳の持丸修一監督は、甲子園最多勝指揮官の西谷浩一監督(56)について「報徳学園時代から知ってますんで。報徳学園と初めてオープン戦やった、その頃の選手だなっていう感覚しかなくて。

今度は大阪桐蔭の監督になって、立派な成績をあげたんでね。すごいなと思っています」と年の功をのぞかせた。いざ準決勝。正々堂々と立ち向かう。(加藤 弘士)

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