◆センバツ第10日 ▽準決勝 大阪桐蔭3-2専大松戸(29日・甲子園

 準々決勝までの3試合で22回3分の1を投げて自責点ゼロ(失点1)だった専大松戸の門倉昂大投手(3年)が、大阪桐蔭の前に力尽きた。

 エースがマウンドに上がったのは、1―1に追いついた直後の4回無死一塁の場面だった。

その回を無失点で終えると、5、6回も「0」を並べた。

 しかし、同点の7回1死二塁で2番・中西佳虎中堅手(3年)に右前タイムリーを浴び、今大会初めての自責点に。8回の攻撃で再び同点としたが、その裏の1死三塁から内野ゴロの間に三塁走者が生還し、これが決勝点になった。

 「準決勝までいいピッチングをしてきて、最後に粘り切れなかった。球が少し垂れていて、強いボールが行っていなかった」と門倉。大阪桐蔭の印象については「全てのバッターの振りが強く、一球も気を抜けなかった」と話した。

 わずか1点差で初めての決勝進出を逃した。それでもチームは過去最高の8強を上回り、準決勝まで駒を進めた。計4試合で373球を投じた門倉は「甲子園は一番成長できる場所。楽しく投げることができました。もう一度基礎からやり直し、夏は優勝できるようにやっていきたい」と前を向いた。

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