パ・リーグ ソフトバンク8―4日本ハム(29日・みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクのカーター・スチュワート投手が、先発で5回3失点と粘って3年ぶりの開幕3連勝に導いた。昨季は左腹直筋を痛めた影響で登板がなかった。

24年11月3日のDeNAとの日本シリーズ第6戦(横浜)以来、約1年5か月ぶりの登板で同年9月25日の西武戦(みずほペイペイドーム)以来550日ぶりの白星を手にした。

 初回3者凡退の立ち上がりから、1点リードの2回1死から万波に同点ソロを浴び、2死満塁から自身の暴投で勝ち越しを許した。打線の援護をもらって2点リードで迎えた3回は清宮幸のソロで1点差に詰め寄られたが、以降はリズムを取り戻した。6回からは2番手・上茶谷が、3回1失点と好投。周囲の助けもありった。

 「これだけの歓声だったり、そういうのを全部踏まえて、開幕シリーズで満員のお客さんの前でマウンドに上がった。自分としてもすごく久しぶり。ナーバスだったけど、いいピッチングができました」

 米大リーグのドラフト会議で1巡目指名されたが入団に至らず、19年に加入。23年に初勝利を含む3勝で、24年は9勝。故障に悩まされた25年は「本当に皆さんに期待してもらったと思うんですけど、その期待を裏切ったという形になってしまって、自分でも結構つらい日々が続いた」と振り返った。苦難を乗り越えてつかんだ勝利を「エモーショナル」と表現した。

 この日は、25年に結婚を発表した妻も観戦に訪れていた。

"結婚後初勝利"に「後で一緒に喜びを分かち合いたいと思います」と笑みがはじけた。

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