アマ球界の注目選手をピックアップする「ドラフト報知」は、第98回センバツ高校野球大会から花咲徳栄の黒川凌大投手(3年)を取り上げる。最速147キロの本格派右腕は、全国デビューとなった東洋大姫路との初戦を2失点で完投勝利。
胸を張って大きく振りかぶり、「花咲徳栄」の胸文字に膝が付くほどに左足を高く上げる。近年少なくなったワインドアップモーションから投じる力強いストレートが、黒川の最大の武器だ。
東洋大姫路戦は球威で打者のバットを押し込み、フライアウトが16個。「これが自分の特長。投げていて手応えはありました」とうなずいた。
もう一つの魅力はスタミナだ。昨秋の関東大会は、法政二との1回戦で5回までに9点を失ったものの、6回以降は立ち直り、9回176球を投げて10―9で勝利した。中1日で迎えた甲府工との準々決勝にも先発。6回無失点でコールド勝ちし、センバツ出場を確実にした。
「もともと体が強く、ものすごく体力がある。最後まで投げ切るという意識も持っている」と岩井隆監督(56)は言う。
変化球は大きく曲がるスライダーを軸に、フォークで空振りを狙う。甲子園で視察したスカウトは「スライダーも直球と同じように腕を振って投げることができる」と評価した。182センチ、86キロ。見た目も骨太な個性派右腕が、センバツを経てどのような進化を遂げるか注目だ。(浜木 俊介)
◆黒川 凌大(くろかわ・りょうた)2008年4月11日、栃木県生まれ。17歳。小学2年で野球を始め、壬生中では上三川ボーイズでプレー。花咲徳栄では1年秋に背番号10でベンチ入り。昨秋からエースナンバーを背負う。182センチ、86キロ。右投右打。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)