◆米大リーグ アストロズ9―7エンゼルス(29日、米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)

 西武からポスティングシステムでアストロズ入りした今井達也投手(27)が、本拠のエンゼルス戦でメジャー初登板を果たしたが、3回に3安打2四球で4点を失って2回2/3の内容だった。試合後、中南米メディアのハビエル・ゴンザレス記者が取材に応じる右腕の姿をXに投稿。

海外メディアから次回登板でいい結果が出るかを問われると、「僕もそれをねがっていますし、まだまだ練習不足だったり、努力不足は感じた。もっともっと厳しくというか、ストイックに取り組んでいきたい」と前向きに話した。

 今井は初回先頭のネトには四球を与えたが、トラウトを直球で攻めて見逃しで三振。2ストライク後の1球はトラウトがABSでチャレンジしたものの、外角高めに入っての3球三振だった。シャヌエルには四球を与えて1死一、二塁としたが、ソレアをスライダーで再び見逃し三振。モンカダは二ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。2回は三ゴロに2者連続空振り三振を奪い、2回を終えて4奪三振と上々のスタートを切った。

 味方打線からは4点の援護点をもらったが、3回には1死からネトに四球与え、トラウトに直球を中前安打、シャヌエルに四球で1死満塁。ソレアに3球続けたスライダー狙い撃たれて左翼線に走者一掃の二塁打、2死からアデルにもスライダーを左翼線二塁打されて降板となった。オープン戦は6イニングで与えた四球は1個だけだったが、この日は4四球。74球投げてストライクが36球とストライク率が48・6%とコントロールに苦しんだのが大きく響いた。右腕は「本当に楽しみたい気持ちだったんですけど、多少は日本とまた違った雰囲気で、久々に緊張した感じがあった。

そこがよくなかったというか、いつもと違う感じで立っていた感覚ですね」と悔しさをにじませた。

 初のメジャーリーグのマウンド。並み居る強打者を前に“恐怖”も感じていた。日本の打者との対戦との違いを問われると、「(メジャーの打者は)100マイル近い真っすぐを平気ではじき返すような力があるので、そこが若干打たれるのが怖いというか、相手のその能力の高さというか、そういうところが焦りじゃないですけど、若干怖さというか、そういうのにつながって、力任せに投げてしまったのが、今日はあった」と、自らの投球を分析。過度な力みを反省点に挙げた。

 チームは6―6で同点の8回に一挙3得点で勝ち越し、2連勝を飾った。今井に勝ち負けはつかず、ホロ苦デビューとなったが、今井は「傾斜だったりが、だいぶ日本と違う。こっちのメジャーリーグのマウンドの仕様にアジャストしていかないといけない。1日でも早く傾斜にあったフォームというか、メカニズムを取得していきたい」と課題も明確に挙げ、すでに前を向いていた。

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