第98回センバツ高校野球大会(甲子園)の決勝は31日午後0時半から、智弁学園(奈良)と大阪桐蔭が激突する。30日は休養日。

両校は兵庫・西宮市内のグラウンドで最終調整を行った。

 大阪桐蔭との大一番を前に、智弁学園の小坂将商監督(48)は「みんなが倒さないといけないという気持ちと、一番大阪桐蔭とやりたいと思っていると思うので、甲子園の決勝でできることを喜びに感じて、西谷監督に向かっていけるように頑張りたい。胸を借りるつもりで思いっきりぶつかっていきたい」と気合をにじませた。

 準決勝でも大阪桐蔭は専大松戸を相手に競り勝った。あらためてその印象に「全てのことにスキがないのが大阪桐蔭。1つのスキを与えてしまうと、そこに入ってこられる。名前でビビらず…いつも言ってるんですけど、ビビってしまうと、5-0から始まるんで。明日は0-0から始めたいと思います」と堂々と立ち向かう決意だ。

 2021年夏の甲子園では智弁和歌山と決勝を争い、2-9で敗れた。優勝と準優勝の違いについて「天と地だと思います。負けてしまったら、準優勝は1回戦と一緒くらいだ、と思います。準優勝は何も残らない。

優勝は名前が残りますし、優勝旗を取りに行くわけですから、それを目指してやってきた」と静かに闘志をたぎらせた。「扉を開けるか、開けないか。全員で開けるように頑張りたい」と指揮官。時は来た。それだけだ。(加藤 弘士)

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