俳優の片岡鶴太郎が30日、都内で行われた舞台「ブラック・コーヒー」(4月8~26日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールほか、2都市12公演)の稽古場取材会に出席した。

 没後50周年を迎えた「ミステリーの女王」アガサ・クリスティの名作を舞台化。

科学者が毒殺され、家族が抱える秘密やうそを暴きながら、ブラックコーヒーに混ぜられた毒の真相に迫る傑作ミステリーだ。

 主演舞台は35年ぶりの片岡は、事件の真相に迫る名探偵のエルキュール・ポアロを演じる。「2年前から計画を進めていた。日本でも1度か2度ぐらいしかやったことないが、(演出の)野坂(実)さんとだったらば、素晴らしい作品になるだろうと思い、密かに準備を進めてきた」と出演までの経緯を明かした。

 今作のポアロはセリフ量が多く、片岡も「過去一でセリフが多い。みんなが手をつけない理由がよく分かった」と語るが、「だからこそ、挑戦しがいがある」と今作にかける意気込みは強い。

 共演者の鈴木拡樹から稽古初日の時点で全てのセリフをたたき込んでいたと明かされると、「稽古しながら台本を持っていたら、とてもじゃないけど間に合わないと思ったんです。初日から台本を持たずに、失敗しながらでも作っていこうと、そういうふうな心づもりでいました」とストイックぶりも見せた。

 舞台上では日々演じ方が変わってくることから「犯人も毎日に変わると思います」と冗談を交ぜつつ「劇場でお待ちしております」とファンに来場を呼びかけた。

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