大井川鉄道株式会社(本社:静岡県島田市 代表取締役社長:鳥塚 亮)は、2026年5月9日に12系客車と電気機関車による「夜行急行」を実施すると発表した。

 24年より、蒸気機関車と旧型客車を使用した夜行列車企画を実施し、中高年の蒸気機関車ファンを中心に好評を得ており、その後、今年1月からは電気機関車と12系客車の組み合わせによる運転を新たに展開。

20~30代の乗客や若い女性の一人旅など、これまでとは異なる“レトロ旅”への関心の高まりを背景に、Z世代を含む若年層の乗客も増えていることから、今回の運行が決まった。

 蒸気機関車による夜行列車企画は、重厚な走行音や煙の匂いなど、SLならではの体験価値が支持され、中高年層を中心に人気を集めてた。一方、電気機関車+12系客車の組み合わせでは、参加者の年齢層が大きく広がった。

 12系客車は、1970年の大阪万博に向けた大量輸送を担うために登場し、全国の座席急行列車として長く親しまれてきた車両。特別な豪華列車ではなく、「昭和の旅を日常として支えた“生活の足”」ともいえる存在で、多くの人々が青春時代に乗った記憶を持つ車両だ。こうした「昭和の日常の趣」をそのまま残す客車が、フィルムカメラや純喫茶などレトロ文化に惹かれるZ世代などの若年層にとっては、むしろ新鮮でフォトジェニックな体験として受け入れられている。

■ 実施概要

 ▽出発日

2026年5月9日

 ▽旅行代金

【同行者なし 1ボックス1名様プラン】 2万4800円(税込)

【同行者あり 1ボックス2名様プラン】 3万4800円(税込)

【テーブル付座席 1名様プラン】   2万4800円(税込)

 ▽募集人員

100名(最少催行人員:40名)

 ▽車両

電気機関車(E34) + 12系客車 + 電気機関車

 ▽行程

《19:50~20:50》 新金谷駅前 プラザロコで受付

《21:00~翌6:00》 夜行急行 ご乗車 金谷・新金谷 ↔ 家山・川根温泉笹間渡間を、途中停車をはさみながら複数回往復します。

《5:00頃》 家山駅から、千頭方面のコミュニティーバスをご利用のお客様は離団可能

《6:00》 新金谷駅で解散

《6:00~7:00頃》 ご希望のお客様は、引き続き客車内でお過ごしいただけます。

 ▽予約受付

JR東日本 JREMALL チケットにて受付

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