智弁学園、智弁和歌山名誉監督の高嶋仁氏が決勝を占った。
立場上は智弁学園に勝ってほしいですが、総合的に大阪桐蔭に分があると見ています。
各打者は甘い球を逃さずにヒットを打つのがうまいです。タイミングの取り方を見ても「さすがだな」と思います。技術の高さはもちろん、ボテボテのゴロでも点を取る。今までの大阪桐蔭にはない「泥くささ」があります。一方の智弁学園は勢いに乗ると怖いですが、きれいなヒットで点を取ろうという意識が見られます。
以前の大阪桐蔭と比べると、走攻守で1ランク落ちるかもしれませんが、甲子園の決勝は9戦全勝。私は18年春の決勝で敗れました。
昨秋の近畿大会準決勝で神戸国際大付に1―7で敗れた試合を見た時に「センバツは優勝を狙っているな」と感じました。吉岡君も川本君も登板しませんでした。優勝して明治神宮大会に行けば、各校から丸裸にされますからね。昨秋から投手が成長したことが大きいです。
智弁学園の杉本君は球の質が素晴らしいです。ただ、彼以外の投手に使えるめどが立っていません。1週間に500球以内の球数制限で、決勝は131球が上限ですが、先発で使わざるを得ないでしょう。
大阪桐蔭は4試合で6失策。例年に比べて守備は雑なところがあります。
最後に、今大会からDH制が導入されましたが、まだ機能していないという印象を受けました。最善の方法を模索しているようでした。1、2年の思考錯誤が必要でしょう。










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