ミュージカル「エリザベート」で知られる宝塚歌劇団の演出家・小池修一郎氏が30日、都内で行われた「第47回松尾芸能賞」で大賞を受賞し、贈呈式に出席した。

 宝塚だけでなく東宝作品など演出家として約40年間活動し、日本のミュージカル界を牽引してきた実績が認められての受賞。

小池氏は「(受賞の)ご連絡をいただいたとき、本当に私でいいんですか?と聞きました。なぜならば、第1回が杉良太郎さん、前回が松平健さん、演出では三谷幸喜さん、蜷川幸雄さんがいらっしゃいますが、華やかな人ばかり。私が並ぶのはちょっと…」と照れくさそう。

 「いまも『何言っているのか、よく分からない』そう言われる演出家なんですけど。これまで私に仕事を与えてくださり、協力してくださったスタッフ、出てくれた人、すべての方に感謝します」とあいさつした。

 式後の囲み取材では「エリザベート」が日本で生まれた30年前を振り返り、「全くヒットするとは思っておりませんでした。プレッシャーで、失敗したら演出家を辞めなきゃいけない、という思いだった」といい、「その契約の交渉に行くときに乗った飛行機のキャビンアテンダントと結婚しました。知っている人だったのですが、もし仕事がダメになったら、そのときはしばらく養ってくれるか、という話をしたら、大丈夫と言ってくれて。結婚の方も30年になり、家族の支えもあったと思います」と感慨深げに話していた。

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