◆米大リーグ ブルージェイズ5ー2アスレチックス(29日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)
ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)がメジャーデビュー3戦12打席目にして初アーチを放った。29日(日本時間30日)の本拠アスレチックス戦に「5番・三塁」でスタメン出場すると、4回無死から逆方向の右中間へ豪快なソロをたたき込んだ。
* * * *
最高の感触だった。岡本は右中間席へ伸びる打球を確信を持って見つめていた。待望のメジャー初アーチ。この景色を追い求めてきた。ダイヤモンドを軽やかに一周し、ベンチ前でゲレロとお辞儀ポーズ。そのままブルージェイズ名物の色鮮やかな「ホームラン・ジャケット」に袖を通すと、顔がほころんだ。
「まず一本出て良かった。日本の時からジャケットを着るのがかっこいいなと思ってた。チームに入って初めて着られて良かった」
3点リードの4回先頭。1ボールから先発右腕・モラレスの真ん中低め96・4マイル(約155・1キロ)直球をしばき上げた。
この場所に立ちたかったから挑戦した。メジャーを志した原風景は幼少期の兄の部屋にある。壁一面にメジャーリーガーたちのシールが貼られていた。憧れはいつしか明確な目標へと変化。ようやくたどり着いた舞台ではピッチクロックや動くボールなど多くの適応が求められた。その「違い」を受け止めた上で、言い聞かせた。「僕は僕で変わらない」。幼少期から日本で培ってきた根幹は揺るがなかった。
ぶれなかったのは愚直な取り組みがあったから。23年WBC。世界一に上り詰めるまでともに戦った大谷から直接授かった“金言”がある。「フィジカルがないと、つけたい技術があってもそれが体現できないよ、と」。技術を追い求めてもそれを受け止める器がなければ宝の持ち腐れ。世界最高峰の舞台で世界最高の選手と言われる二刀流の肉体論は魂を揺さぶった。
迷いはなかった。すぐに行動に移した。「体がないと技術も使えない。下地がないと成功しない。トレーニングももっとやろう」。かねて熱心だったトレーニングはより繊細かつハード。
30日(日本時間31日)は巨人時代のチームメートであるロッキーズ・菅野との初対戦。「楽しみたい」と心待ちにする。3戦連続安打の好発進だが、満足感はない。「まだ始まったばかり。いい準備をしたい」と繰り返した。巨人の主砲から世界の「OKAMOTO」へ。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)