◆米大リーグ ブルージェイズ5―14ロッキーズ(30日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ロッキーズの菅野智之投手が30日(日本時間31日)、敵地でのブルージェイズ戦で今季初先発。4回2/3を投げ、ソロ本塁打による1失点のみ、2安打4奪三振2四球だった。

元巨人対決となったブルージェイズ岡本和真内野手との対戦は2度。1打席目は空振り三振。2打席目は四球だった。最速94・8マイル(153キロ)の直球を含め、投げた94マイル超え9球中8球を岡本に投じ、真っ向勝負を演じた。

 菅野は試合後、岡本のメジャーでの好発進を祝福し、活躍に太鼓判を押した。メジャーでの活躍の鍵を問われ「やっぱり選球眼だと思う。変なボールに手を出さない。しっかりゾーンの見極めが出来る選手なので間違いなく活躍するだろうと、こっちに来る前から思ってました。プラス、守備での不安が全くない。だからバッティングに集中できる」と言い切った。

 安定した選球眼をメジャーで活躍する最初の条件にあげた。これまで多くの日本人内野手がメジャーで苦戦してきた中で、三塁手として安定した守備力が、大きな土台になるとも指摘した。

 実際に菅野が体感したのは第2打席目、カウント2―2からの勝負球。菅野自身が「こん身の1球」と振り返ったこの日最速94・8マイルの内角直球に、岡本のバットは止まった。

 「あのボールに手を出さないあたりはさすがだなと思った。あそこをしっかり見逃してくる。間違いなく活躍するんじゃないかと。名前がコールされて、馴染みの選手になっているなと思った」。新しい環境に受け入れられている状況を祝福した菅野。温かい眼差しで岡本のメジャーでの船出を見守っている。

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