◆センバツ最終日 ▽決勝 大阪桐蔭7ー3智弁学園(31日・甲子園

 2016年以来10年ぶりの頂点を目指した智弁学園(奈良)は、大阪桐蔭に敗れ、準優勝となった。

 3点のビハインドから一度は同点に追いついた。

1点差に迫り、6回1死。4番の逢坂悠誠一塁手(2年)が大阪桐蔭の“新怪物”こと先発左腕・川本晴大(2年)の139キロのストレートをフルスイング。打球は右翼ポール際に飛び込むアーチで、試合を振り出しに戻した。

 だが7回、力投していたプロ注目の最速149キロ左腕・杉本真滉(まひろ・3年)が崩れた。3連打で無死満塁のピンチを招くと、押し出し四球で勝ち越しを許した。この回4安打を浴び、4失点を喫した。

 杉本は今大会の全5試合に登板し、そのうち4試合に先発。決勝進出の立役者になったが、蓄積された疲労は隠せなかった。

 「1週間に500球以内」の球数制限にも近づき、この日の決勝では131球が上限になっていた。7回11安打7失点、128球でマウンドを降りたが、気迫の10三振を奪い、意地を見せた。

 わずかに届かなかった、紫紺の大優勝旗。勝負の夏。

必ずここへ、忘れ物を取りに帰ってくる。

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