◆センバツ最終日 ▽決勝 大阪桐蔭7-3智弁学園(31日・甲子園

 第98回センバツ高校野球の決勝が行われ、大阪桐蔭が10年ぶり2度目の優勝を狙った智弁学園(奈良)を下し、春夏通算10度目の甲子園優勝。近畿勢対決を制し、22年以来、春は4年ぶり5度目の頂点となった。

 大阪桐蔭は甲子園初優勝した1991年夏から2022年春まで春夏の決勝で無傷の9連勝と無類の強さを見せてきたが、この日の決勝でもプロ注目左腕の杉本真滉(3年)を攻略した。

 3回までに3点を先取。先発の2年生左腕・川本晴大は1点リードで迎えた6回にソロを浴びて同点に追いつかれたが、直後の7回に3安打で無死満塁の好機を作ると、3番・内海竣太(3年)が押し出し四球を選んで勝ち越し。さらに1死満塁から内野ゴロの間に1点を追加。なお2死二、三塁から主将の6番・黒川虎雅(3年)が左前へ2点適時打を運び、4点のリードを奪った。

 投げては先発の身長192センチ左腕・川本晴大(2年)が150球を投げ切って、毎回の15三振を奪い完投勝利。強打が自慢の相手打線に3点は与えたが、最後まで1人で粘り強く投げた。

 春夏通算10度目の優勝は11度の中京大中京に次ぐ偉業となった。ただ、2025年は春夏とも甲子園出場を逃した。西谷浩一監督はナインに「2年ぶりの思いを持ってやろう」と奮起を促してきたという。優勝インタビューで指揮官は「OBが9回優勝してくれてましたので、(昨年の)秋からとにかく10回目の優勝をしようということを、毎日、毎日話をしていた。なんとか達成できまして、本当にうれしく思っています」と話すと 「優勝と準優勝は全然違うという話をしました」と喜びをかみしめていた。

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