パ・リーグ 楽天―ソフトバンク(31日・楽天モバイル)

 楽天・前田健太投手(37)が31日、ホーム開幕戦となるソフトバンク戦に先発。広島時代の15年10月7日の中日戦(マツダ)以来、日本球界では3828日ぶりのマウンドに上がった。

 この日の仙台は朝から雨模様。しかし、午後4時1分の試合開始時にはやんでいた。開幕を待ちわびていた東北のファンから前田健に大声援が注がれた。日米通算165勝の右腕は前日30日には「この東北で、イーグルスに入団してから初めての登板なので。しっかり皆さんにいいところを見せられるようにね。前田健太という投手を知ってもらえるように、しっかりといい姿を見せたいなと思います」と話していた。

 初回。周東への第1球が外角の133キロスライダーでストライク。2球目で投ゴロに打ち取ると、2番・近藤はフルカウントからのスライダーで空振り三振。3番・柳町の2球目にこの日初めて投げた直球が151キロを計測し、最後はカーブで二ゴロに仕留めた。初回は13球のうち12球が変化球だった。

 オープン戦は3試合で0勝0敗、防御率3・18。

今月17日の西武戦(ベルーナドーム)では6回1安打無失点6奪三振と圧巻の投球を披露した。24日に調整登板した2軍戦では3回途中6失点だったが、「(準備は)バッチリです。しっかりいい状態で(自身の)開幕を迎えられる」とこの日に臨んだ。

 昨季はタイガースを退団後、5月にカブスとマイナー契約を結び、8月からはヤンキース傘下3Aスクラントンでプレーした。シーズン終了後に26年から日本球界に戻ることを表明。巨人、ヤクルトなど複数球団の争奪戦の末に楽天入りを決意した。背番号は代名詞の「18」を選択。24年まで在籍していた同学年の田中将大(現巨人)から継承する形となった。

 昨年12月の入団会見では「楽天で現役を終える覚悟はできています。生半可な気持ちで球団を選んだわけではない」と語った前田健。野球人生の最終章がスタートした。

 ◆前田健太(まえだ・けんた)1988年4月11日、大阪府生まれ。

37歳。PL学園では1年夏と3年春に甲子園出場。06年高校生ドラフト1巡目で広島入団。15年オフにドジャース移籍。昨季までMLBでプレーした。13年WBC、15年プレミア12日本代表。沢村賞2度、最多勝利2度、最優秀防御率3度、最多奪三振2度、ベストナイン3度、ゴールデン・グラブ賞5度。185センチ、83キロ。右投右打。今季年俸1億5000万円(金額は推定)。

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