◆米大リーグ ブルージェイズ5―1ロッキーズ(31日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズのマックス・シャーザー投手が6回を投げソロ本塁打1本だけの4安打1失点、4奪三振と好投。通算475試合目の先発登板で222勝目を挙げた。

 

 41歳と247日。「マッド・マックス」の異名を持つ右腕は今年も健在だ。「キャッチャーと意思疎通して、いい仕事ができた」と胸を張った。昨オフFA市場は滞ったが、2月末にブルージェイズと1年300万ドル(4億7000万円)プラス最大1000万ドルの出来高で再契約を結んだ。キャンプインは遅れたが、この日の初登板では最速96マイルを連発(約154キロ)を連発するなど、83球を投げストライク率68%と安定した内容だった。

 岡本和真内野手がバックで守り、三邪飛でこの日最初のアウトを奪った。シャーザーが勝ち投手の権利を得て降板後の7回、貴重な追加点となる渡米後初タイムリーで援護。将来の殿堂入りが確実視される右腕は「私が最もすごいと思うのは、彼の守備。昨日のダイビングキャッチといい、内野フライの処理といい、彼の守備に感心している。打撃は好不調がつきものだが、守備にはスランプがない。守りのいい野手は、投手のベストフレンド。シーズンの序盤から好守を見ることが出来てエキサイトしている」と、新加入の三塁手を絶賛した。

 実はこの2人、共通点がある。共に娘がおり、ブ軍との契約に一役買った。岡本は入団会見の席で、メジャー30球団のロゴを並べた中、娘がブ軍を選んだ事を明かした。一方、シャーザーの娘は「トロントが大好きなんです。パパと契約して下さい」と球団宛に鉛筆で手紙を書いており、ファンの間では「なんてセンスのいいお嬢さんたち!」と話題になった。

 

 前夜、移籍のポンセが右膝を負傷し、長期離脱を余儀なくされた中、ベテランの存在が頼もしい。岡本も堅守と援護の両方で、メジャー19年目右腕の初勝利をアシストした。

 

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