◆JERAセ・リーグ 中日―巨人(1日・バンテリンドーム)

 巨人・田中将大投手(37)が、野茂英雄(近鉄、ドジャースなど)に並ぶ日米通算201勝目を懸けて今季初先発し、5回2/3で降板した。

 立ち上がりから落ち着いていた。

初回は制球よく岡林、田中、福永の1~3番を打ち取り、3者凡退。初回3失点した中日のドラ1ルーキー・中西とは対照的に、プロ20年目らしい落ち着いたマウンドさばきを見せた。

 3点リードの3回1死一、三塁から岡林の左犠飛で今季初失点したが、この回は最少失点で切り抜けた。杉内投手チーフコーチは「初回に点を取ってもらい少し余裕を持って投げられている。1点は取られたが、低めに集めながら打たせて取るピッチングができているので、このままテンポ良く投球してほしい」とコメント。4回無死一、二塁をしのぐと、5回まで1失点とゲームメイクした。

 6回にサノーに適時二塁打を許し、2点差となったところで降板。「最後は詰めの甘い投球になってしまったことが反省点です。チームの勝利を願って応援します」と振り返ったが、5回2/3を6安打2失点と試合をつくり、日米201勝目をリリーフ陣に託した。

 楽天から移籍2年目の今季は、春季キャンプから万全の調整を進めた。オープン戦は3試合に登板し10イニング連続無失点。山崎伊織、戸郷翔征らが開幕1軍入りを逃す中、先発陣で唯一2年連続の開幕ローテ入りを勝ち取った。

 プロ20年目の開幕に向けて登板前日には「何年たっても『いよいよ始まるな』と。そういう気持ちは毎年変わらない。いつも通りベストの準備をしていく」と闘志を燃やしていた。

 昨季は4月3日の中日戦(バンテリンドーム)で移籍後初勝利となる通算198勝目を挙げ、節目の日米通算200勝も達成。カード別で最も多い4登板で2勝1敗、防御率3・38だった。今季も同じ球場からのスタートとなるレジェンドは「イメージは湧きやすいけど、それは相手も一緒。こっちがしっかり上回ることができるよう投げたい」と意気込んでいた。

☆日米通算200勝以上の投手

208勝(日93・米115)ダルビッシュ有(日本ハム、レンジャーズ、カブス、パドレスなど)

203勝(日124・米79)黒田博樹(広島、ドジャース、ヤンキース)

201勝(日78・米123)野茂英雄(近鉄、ドジャース、デビルレイズなど)

200勝(日122・米78)田中将大(楽天、ヤンキース、巨人)

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