◆JERAセ・リーグ 中日5―6巨人(1日・バンテリンドーム)

 巨人は接戦を制して敵地・バンテリンドームで連勝を飾った。チームで唯一、2年連続で開幕ローテーション入りした田中将大投手(37)が円熟の投球を披露。

5回2/3を6安打2失点と粘り、野茂英雄に並ぶ歴代3位の日米通算201勝目を挙げた。

 「何年たっても『いよいよ始まるな』と。そういう気持ちは毎年変わらない」。気持ちは高ぶらせながら、マウンド上では20年目の落ち着きに満ちていた。3点を先行してもらった後の初回をきっちり3者凡退。3回に犠飛で1点を失ったが、最少失点で切り抜けた。

 4回には無死一、二塁のピンチを脱出。6回にサノーに適時二塁打を許したが、5回2/3を6安打2失点と丁寧に試合を作った。リードを保って救援陣につないだレジェンド右腕は「最後は詰めの甘い投球になってしまったことが反省点です」と冷静に振り返った。

 攻撃は佐々木、門脇をスタメン起用したオーダーが機能。中日のドラフト1位右腕・中西を攻略した。初回先頭のキャベッジ、松本、泉口の3連打であっという間に先制点を奪うと、6番に抜てきされた佐々木が「とにかくチームの勝利に貢献できるように」としぶとく左前に2点適時打を放って3点を先行した。

 2点リードの6回には佐々木が右中間へプロ1号ソロ。中西を6回途中4失点降板に追い込んだ。その裏に再び2点差とされたが、7回には開幕5試合連続安打と好調なキャベッジ、ダルベックの適時二塁打で中日を引き離した。

 7回に登板した北浦が福永に2ランを浴びるなど3失点で1点差とされたものの、4番手のルシアーノ、田中瑛、大勢が無失点でつないで逃げ切り。ルーキーとの投げ合いで経験値の高さを見せつけた田中将は、昨季と同様にバンテリンドームでシーズン初登板を勝利で飾り、日米通算201勝目をマークした。巨人は連勝で貯金1。中日はまさかの開幕5連敗となった。

☆日米通算200勝以上の投手

208勝(日93・米115)ダルビッシュ有(日本ハム、レンジャーズ、カブス、パドレスなど)

203勝(日124・米79)黒田博樹(広島、ドジャース、ヤンキース)

201勝(日78・米123)野茂英雄(近鉄、ドジャース、デビルレイズなど)

201勝(日123・米78)田中将大(楽天、ヤンキース、巨人)

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