第102回箱根駅伝(1月2、3日)の5区で1時間7分16秒の驚異的な区間新記録をマークし、青学大の3年連続9度目の優勝の立役者となった「シン・山の神」黒田朝日(GMOインターネットグループ)は2日、川崎市内で「GMOインターネットグループ陸上部―GMOロボッツ 発足記者会見」に出席した。

 入社して2日目の業務はロボットとの並走―。

新たにGMOグループで開発している人間型自律走行ロボットのお披露目式で、黒田のほかに今江勇人、吉田祐也、嶋津雄大の4選手が実際にロボットとともに陸上トラックを約100メートル走った。ロボットは走行化するにあたって今江や嶋津ら同陸上部選手らの走行データを取り入れたといい、黒田は「かなりの技術力と、今後さらに進化していくのだろうと将来性を感じた時間になった」と率直な感想を語った。

 今後は黒田の走行データも取り入れていく予定で「自分の後ろを走らせてみたい」と興味津々。「同じぐらいの体格の選手が自分の後ろについて走ったとき、よく『リズムが合わない』と言われる。果たしてどんなものか」と意欲をのぞかせた。

 GMOロボッツは今後、人間型ロボットの陸上競技世界大会で優勝を目指す。また「走る」といった基本動作を極めた先には、物を運ぶ、階段を上るといった動作への応用が可能になるといい、将来的には物流倉庫での荷物運搬や災害現場での救助活動といった社会課題の解決へ向けて実用化される。

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