ノルディックスキー・ジャンプ女子で2月のミラノ・コルティナ五輪混合団体で銅メダルを獲得した高梨沙羅(クラレ)が4日、横浜市内の倉庫で社員として在籍するクラレの社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」に参加した。

 2013年から所属契約してから活動に参加し、今回で5回目の参加。

ランドセルの主要素材である人工皮革「クラリーノ」を製造販売している同社が、全国から使い終わったランドセル、文具を集め、アフガニスタンに届ける活動で、同社の新入社員65人を含む、約180人とともに1つ、1つ梱包。今年は約8000個が届けられる。

 山積みになったランドセルの山の前で高梨は「約8000個の日本で大事にされてきたランドセルが、今度はアフガニスタンの子どもたちにも大切に使っていただければなと思います。社会貢献活動というかクラレが毎年やっていて、今年23回目(2004年から開始)の活動に加われることがありがたい。毎年、この時期を楽しみにしているので」と思いを伝えた。午後からは検品、箱詰め作業を行った。

 高梨は3月31日にミラノ・コルティナ五輪シーズンを終え、帰国した。4度絵の夢舞台では、22年北京五輪混合団体でスーツの規定違反で失格した悪夢を振り払う銅メダルを獲得。W杯こそ2季連続で表彰台を逃すなど個人総合9位で終わったものの、大きな転機となったシーズンだった。「オリンピックという大きな試合もありながら、ここまでの4年間という積み重ねで得たものもありましたし、反省点も多く出たものもあったので、そこを克服して次につなげられたらなと思います」と今季を振り返った。

 30年五輪へ挑戦はまだ見えてはいないものの、来季26~27年シーズンには世界選手権(スウェーデン・ファルン)がある。今後は5月頃からジャンプ練習をスタートし、夏場の大会に向け調整していく。

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