ノルディックスキー・ジャンプ女子で2月のミラノ・コルティナ五輪混合団体で銅メダルを獲得した高梨沙羅(クラレ)が4日、横浜市内の倉庫で社員として在籍するクラレの社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」に参加した。

 ランドセルの主要素材である人工皮革「クラリーノ」を製造販売している同社が、2004年から行っている社会貢献活動でアフガニスタンの子どもたちに過去、17万個のランドセルを寄贈してきた。

高梨の参加は5回目。この日も約8000個のランドセルの山を前にして、黙々と梱包作業を続けた。

 高梨は、自身が発起人となっている「JUMP for The Earth PROJECT」でも山形・蔵王などでも自然保護活動を行うなど、社会貢献活動に積極的に参加し、競技以外でも子どもたちの未来と真剣に向き合っている。「大事な思い出と一緒に届けるというところで、私もスキージャンプを飛ぶことで、誰かに元気や勇気を与えられるパフォーマンスを目指してやっている。何か影響を与えられるようなものになれば」と意図を説明した。

 来季の現役続行はすでに決めている。今後、5月頃からジャンプトレーニングを開始する予定で26~27年シーズンに向けて動き出す。27年3月の世界選手権(スウェーデン・ファルン)を目標に「そこへ向けて今季出た課題をしっかり生かしてつなげていけたら」と気持ちを高めていた。

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