今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を果たした青学大が4日、相模原市の相模原キャンパスで女子駅伝チーム創設会見を行った。1期生として、昨年7月の全国高校総体女子3000メートルで日本人トップで全体3位の芦田和佳(のどか、京都・立命館宇治高出身)、日本人2位で全体4位の池野絵莉(かいり、兵庫・須磨学園高出身)が入学。

いきなり1年目からトップクラスの選手が加入した。

 早速、この日、東京・町田市立陸上競技場で行われる絆記録挑戦会女子1500メートルで芦田が青学大デビュー。4分23秒46でトップでゴールした。4分12秒48の自己ベスト記録に約11秒及ばなかったが、初期メンバーとして確かな第一歩をしるした。「きょうは4分20秒くらいの設定だったので、少し遅かったです。きょうは青学大のユニホームを着られて良かった」と謙虚に話した。

 男子チームと同様に原晋監督(59)が指揮を執り、今年から就任したOBの橋本崚コーチ(32)がサポートする。箱根駅伝を制した男子チームと一緒に練習を行う。「3月に合宿で走り込んだので、きょうはこんなものでしょう。しっかり、トップでゴールできたことが良かった」と評価した。

 今後、芦田は日本学生個人選手権(24~26日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)で5000メートル、関東学生対校選手権(5月21~24日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)では1500メートルと5000メートルに出場する予定。「注目してもらえているので結果を残せるように頑張ります」と芦田は前向きに話した。

 原監督は「今年は2人しかいませんので、個人種目で強化します。来年は全日本大学女子駅伝(6区間38キロ)で初出場初優勝を目指します」と宣言。さらに再来年は富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝、7区間43・4キロ)で初出場初優勝を狙う。芦田と池野も、原監督と思いは同じ。「大学4年間の目標は全日本大学駅伝と富士山女子駅伝で優勝することです」と声をそろえて話した。

 陸上界を盛り上げるために、ライバルは陸上界だけに設定しない。「これまで男子長距離・駅伝界のライバルは野球界であり、サッカー界と言ってきました。女子長距離・駅伝界ではライバルは女子プロゴルフ界でしょう。青学大女子駅伝チームが中心となり、女子駅伝界を華やかな業界にしたい」と原監督は野望を明かした。

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