今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を果たした青学大からコモディイイダに加入した宇田川瞬矢(22)が4日、社会人ルーキーイヤーの目標を明かした。

 「11月の東日本実業団駅伝でニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)の出場権を獲得し、ニューイヤー駅伝ではエース区間の2区を走るつもりです」。

赤と黒を貴重したコモディイイダのジャージー姿を披露した宇田川は力強く話した。会沢陽之介監督も「コモディイイダにとって初の青学大出身の選手。ウェルカムです。ニューイヤー駅伝では2区を走ってもらいたい」と期待を込めて話した。

 宇田川は2年時から3年連続で箱根駅伝に出場し、2年10区2位、3年1区10位、4年3区7位で青学大V3メンバーとなった。

 一時は大学卒業を機に競技引退を考え、就職活動を行った。その結果、就職人気ランキング上位常連の大手損保から内定を得た。しかし、その後、昨年11月に1万メートルで学生ランナートップの証しでもある27分台(27分49秒90)をマークするなど、4年目にしてさらに実力が向上したこともあり、競技続行を決断。大手損保に対し、丁重に内定を辞退した上で、青学大の原晋監督(59)のサポートのもと、実業団チームを探し、最終的にコモディイイダへの加入が決まった。引き続き、青学大を練習拠点として原監督の指導を受ける。

 コモディイイダは東京、埼玉、千葉に85店舗を展開するスーパーマーケット。ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)には2020年に初出場して35位。

21年33位、22年33位、23年32位、24年30位と年々、順位を上げていたが、25年、26年は連続して出場を逃した。1万メートル日本人選手最速となる宇田川はコモディイイダにとって即戦力ルーキー。「12月には日本選手権1万メートルに出場したい。来年2月か3月にはマラソンも走りたいですね」と話す。箱根駅伝V3メンバーは、新天地で新たな戦いに挑む。

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