1月の箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を果たした青学大の陸上競技部が4日、神奈川・相模原市内で女子駅伝チーム創設会見を行い、原晋監督(59)は来年秋の全日本大学女子駅伝で初出場優勝を狙うことを宣言した。1期生として昨年の全国高校総体3000メートル日本人トップの芦田和佳(のどか、京都・立命館宇治出身)と同2位の池野絵莉(かいり、兵庫・須磨学園出身)が入学。

2人の“初期メン”も優勝に意欲を示した。原監督は陸上界に限らず、華やかな女子プロゴルフ界をライバルに挙げた。駅伝担当の竹内達朗記者が大学女子駅伝日本一への可能性を「占う」。

 直近12回の箱根駅伝で優勝9回。男子の大学駅伝界で、青学大を常勝軍団に育て上げた原監督が女子の大学駅伝界に進出し、来年秋の全日本大学女子駅伝で「初出場優勝」を宣言した。

 今季は選手2人、来季の新入生は4~6人を予定しているという。計6~8人。少数精鋭ではあるが、少数過ぎるため、6区間38キロの同駅伝を来年、いきなり勝つことは難しいだろう。ただ、数年かけて陣容が整えば、芦田と池野がそろって目標に掲げた「在学中(4年以内)の優勝」の可能性は高い。

 ひとつ確実なことは、大学女子駅伝界のレベルアップだ。原監督の発言に対し、強豪校の選手と監督は「青学大だけには負けられない」と燃えているはずだ。ライバル校をあおって全体のレベルアップを図ることは原監督の狙いでもある。

来季以降、大学女子駅伝が、さらに面白くなることは間違いない。

 ◆全日本大学女子駅伝 1983年に女子の大学日本一を決する大会として創設。日本学生陸上競技連合主催(報知新聞社後援)で毎年10月の最終日曜日開催。2004年までは大阪、05年以降は仙台開催に。第43回大会の昨年は全国から26チームが参加し、宮城・仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台発着の6区間38キロで争った。上位8校が翌年のシード権を獲得。最多優勝は立命大の11回で、関東勢はこれまでに中大、東女体大、東農大、城西大、筑波大の5校が優勝している。

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