◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦 同級2位・那須川天心―同級1位フアンフランシスコ・エストラダ▽スーパーフライ級(52・1キロ以下)10回戦 WBC同級1位・坪井智也―WBC同級6位ペドロ・ゲバラ▽フライ級(50・8キロ以下)10回戦 WBA同級1位・高見亨介―WBC同級5位アンヘル・アヤラ▽バンタム級10回戦 秋次克真―ホセ・カルデロン(4月11日、東京・両国国技館)

 「PRIME VIDEO BOXING 15」で前WBOアジアパシフィック・バンタム級王者でWBC世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)1位・坪井智也(29)=帝拳=と対戦する、元世界2階級制覇王者でWBC世界同級6位ペドロ・ゲバラ(36)=メキシコ=が5日、来日した。

 14時間以上のフライトにも疲れを見せず、「日本に来たぞー」と両手を挙げて笑顔を見せたゲバラ。

「日本はとても久しぶりで、ずっと戻って来たかった。まるで初めて来た感じのようでワクワクしている。コンディションはとても良いよ」と声を弾ませた。日本での試合は2017年10月、当時WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王者だった寺地拳四朗(BMB)に挑戦して判定負けとなって以来、8年6か月ぶりの試合。今回は、相手がアマチュアの元世界チャンピオンで、WBC世界バンタム級2位・那須川天心(27)=帝拳=と元世界2階級制覇王者で同級1位フアンフランシスコ・エストラダ(35)=メキシコ=とのWBC世界同級挑戦者決定戦のアンダーカードだけに、注目度がさらに高まることが分かっている。

 「坪井は短いキャリアにしては、とてもいいボクサー。(元世界王者の)クアドラス(メキシコ)に勝ったこと(2025年11月に8回TKO勝ち)は知っているよ。でも、私は(世界王者に返り咲くという)大きな目的に挑戦しているから負けるつもりはない。勝ちたいと思う」とゲバラ。14年12月、“激闘王”八重樫東(大橋)に7回KO勝ちしてWBC世界ライトフライ級王者となった。その後、木村悠(帝拳)、拳四朗に敗れたものの、階級を上げて24年5月にはアンドルー・モロニー(オーストラリア)に判定勝ちしてWBC世界スーパーフライ級暫定王座を獲得。世界2階級制覇王者となった。

 24年11月にはWBA、WBC、WBO世界同級統一王者ジェシー・ロドリゲス(米国/帝拳)に挑戦(当時はWBC王座のみ)したものの3回TKO負け。その後メキシコで再起すると、昨年9月にはメキシコでアレクシス・アギーレ(メキシコ)と引き分けた。再び世界の頂点を目指しているだけに、坪井戦は大きな試金石となる。坪井が「完封する」と話していたことを伝えられると「僕は勝ちに来たから」とゲバラ。「リスペクト(敬意)を持って言う。それは無理だ、と」と勝利を確信していた。

 戦績は坪井が3戦3勝(2KO)、ゲバラが43勝(22KO)5敗2分け、那須川が7勝(2KO)1敗、エストラダが45勝(28KO)4敗。

 興行は「Prime Video(プライムビデオ)」で独占ライブ配信される。

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