◆ラグビー◇リーグワン第4節 BL東京40-24浦安(5日・大和ハウスプレミストドーム)

 BL東京(旧東芝)のNO8リーチ・マイケル(37)=札幌山の手高出=が、大和ハウスプレミストドームで行われた浦安戦にフル出場。40―24で勝利し、連敗ストップに貢献した。

前半13分にラストパスでトライを演出するなど攻守に奮闘し、昨年に続き高校時代を過ごした札幌で白星をつかみとった。

  リーチが第二の故郷で躍動した。1月24日の第6節を最後に勝利から遠ざかっていたが、8戦ぶり勝利で連敗をストップし、「試合内容よりも連敗を北海道で止められたことをうれしく思う。久々にチームメートの笑顔を見れてほっとしている」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 この日最大の見せ場は7―0で迎えた前半13分。敵陣左サイドでボールを受けると、相手のタックルをかわしながら駆け上がり、SH小川高広(35)にラストパス。リードを12点に広げるトライを演出した。後半は一時2点差に。それでも、リーチがジャンパーを務めたラインアウトから何度も好機をつくり、終盤にトライを重ねて突き放した。

 主将がボールを持つ度に9058人が駆けつけたスタンドから「リーチ!」の大歓声。ラグビーファンに根付く「リーチコール」が札幌の地で何度も響き渡り、「個人としては(札幌は)特別な場所。元チームメート、北海道のファンの前で勝てたことはうれしかった。

試合中のリーチコールは久々に聞いたので力になった」と感謝した。

 3連覇を狙う今季は、前節まで泥沼の7連敗。現時点でプレーオフ進出ぎりぎりの6位と苦しんでいる。リーグ残り4戦は負けられない戦いとなるが、「良かった点をベースとして、次の三菱(相模原)戦に向けてつくり上げていきたい」。来年にW杯も控える中、北の大地で育ったベテランは体を張ってピッチに立ち続ける。

(島山 知房)

編集部おすすめ