関東圏の大学野球リーグに進んだ道産子たちの「今」を紹介する「白球を追う」。今回は2022年にクラークからセンバツ高校野球に出場し、亜大に進学した江別市出身の右腕・辻田旭輝投手(4年)。
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最速151キロを誇る183センチの本格右腕。4年前のセンバツ1回戦の九州国際大付戦では延長10回サヨナラで敗れたものの、2回途中から登板し11奪三振の熱投を見せた辻田は、ひと回り大きく成長していた。当時84キロだった体重は90キロになったが「体に重さは感じません」とトレーニングは怠っていない。
大学進学後は順風満帆とは言えなかった。1年秋にベンチ入りし、中大戦で救援としてデビュー。1回1失点ながら速球で大器の片りんをみせた。2年になると、歴戦の積み重ねで悲鳴を上げる右肘の痛みに耐えられなくなり、春季リーグ戦開幕の前日にメンバー外に。6月に入院し、クリーニング手術を受けた。「そこから1年ぐらいはほとんどできませんでした」と振り返る。
一度狂った歯車はなかなかかみ合わない。
今春は復調の兆しが見えた。オープン戦では6試合16イニングを投げ、直球に加えてフォークがさえ始めたのだ。教えてくれたのはドラフト2位で広島から指名を受けた1学年上の斉藤汰直(22)だった。「トレーニングの仕方や野球への姿勢も。(プロ入りする人は)すごいなと感じました」
大学生活最後のシーズンでの目標は「登板回数を増やすこと」。社会人クラブに進められれば、まだプロへの可能性は残る。座右の銘は「雲外蒼天」。
◇辻田 旭輝(つじた・あさひ)2004年5月13日、江別市出身。21歳。小1の時、江別中央タイガースで野球をはじめ、岩見沢シニアを経てクラーク高でセンバツに出場。家族は両親と兄、妹、弟(丞、クラークを経て星槎道都大に今春入学)。183センチ、90キロ。右投右打。










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