テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は6日、「落語 新時代に!」と題し現在の落語界を特集した。

 番組では女性、外国人の落語家の活躍、さらに同局系アニメ「あかね噺(ばなし)」(土曜・午後11時半)の放送がスタートしたことなどを紹介した。

アニメは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている同名漫画が原作で落語を舞台にした物語。

 スタジオには、女性落語家の春風亭一花(いちはな)が出演。一花は、台東区出身。立大卒業後の13年5月、春風亭一朝に入門した。18年3月、二ツ目昇進。20年12月、第19回さがみはら若手落語家選手権で優勝。昨年10月、NHK新人落語大賞で大賞を受賞した。今年9月下席より最高位「真打ち」に昇進する。

 スタジオでは、一花が落語家になった経緯を紹介した。師匠の春風亭一朝が寄席から出てくるところを出待ちし入門を志願し認められた秘話を披露した。

 このように落語界は師匠へ直接、志願し入門が認められることが伝統となっていることに司会の羽鳥慎一アナウンサーはコメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏に「どうですか?玉川さん、やっぱり出待ちなんです。この時代に」と見解を尋ねた。

 これに玉川氏は「なんでこういうふうなワンステップがやっぱり必要なんですかね」と投げかけ「やっぱり、いろんな人が来るから、こうやってある意味、面接をしてって…そういう意味なんですか?この儀式的なことは」と一花に尋ねた。

 これに一花は「あくまで師匠が頼んで来てもらってるわけじゃないんですよね。なので、こちら弟子側の入りたいという気持ちでっていうことで。これは本当におっしゃる通りで養成所とか面接とか、そういう機会があれば、まあそうなのかもしれないんですけど。ないんですよね落語界は。基本全員、出待ち」と答えた。

 玉川氏は「でも、あんまり厳しくしちゃって。ちょっと言っただけで、くじけちゃうような若者が多いような気がするんだけど最近ね。あんまり厳しくしていると、結局、来なくなっちゃって…ってなると落語界も廃れちゃうわけじゃないですか」とさらに投げかけると、一花は「そこの」と返すと玉川氏は「微妙な線をやってるんですか?」と聞くと、一花は「超えてくる。若人をお待ちしております」と笑顔で応じ、羽鳥アナは「超えて来る人もやっぱりいるわけですか?」と聞くと一花は「おります」と即答した。

 これに玉川氏は「落語の世界、こんな嫌なことがあるよなんて言われたら、そっかやめますって言って、もう辞める若者ばっかりだったら、もうこれで途絶えちゃうわけだもんね。歌舞伎みたいな相伝とかじゃないから」と話していた。

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