◆米大リーグ ロッキーズ4―1フィリーズ(5日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ロッキーズの菅野智之投手(36)が5日(日本時間6日)、本拠でのフィリーズ戦で今季2試合目の先発登板。6回を投げて1本塁打を含む4安打1四球1失点で今季初勝利を挙げた。
ロ軍では今季から、投手コーチが1球ごとに球種を提案する「ピッチサゼスチョン」が導入されている。投手と捕手の意思伝達装置「ピッチコム」にベンチから投手コーチも参加。「手元の情報をもとに、基本的には私が球種を提案し、投手はイエスかノーと言う権利がある。つまり投手に話しかけているようなものだ」とライシュマン投手コーチは明かした。「ここではスライダーを考えているが、どう思う? といった具合にね。投手が同意すればスライダーを投げる。同意しなければ、彼が投げたいものを投げる。基本的には、投手がマウンドにいる間に私が彼と会話をするためのひとつの方法だ」と解説した。
ロ軍は昨年11月、映画「マネーボール」でモデルとなったデポデスタ氏を野球部門の最高責任者(PBO)として迎えた。当時のアスレチックスでB・ビーンGMのもとでGM補佐を務めた。16年には野球からNFLブラウンズに異例の抜てきを受け、弱小球団をデータを駆使して再建した実績の持ち主だ。マーリンズ下部組織で導入していた「ピッチサゼスチョン」を経験していたライシュマン投手コーチを引き抜き、データ野球の体制を整えた。
プロ14年目を迎えた菅野は、この最先端のシステムを好意的に受け止めている。「良いと思います。出されているサインは、僕が投げたいボールを出してくれているので。事前に試合前のミーティングで『こういうボールを投げたい』と言ってメモを取ってもらって、それを優先順位をつけて並べてくれているので『なんであのサイン出したの?』というのはないです」
直近3シーズン連続で100敗以上、昨季は球団ワーストの119敗(43勝)と低迷しているが、今季チーム防御率3・89はドジャースに次ぐリーグ8位と悪くない出だし。「投球内容は良いと思うが、それがピッチサゼスチョンのおかげなのか、それとも他の要因なのかはわからない。すべてが一体となっているのだと思う。投手に自信を与える側面もあるのなら、それは助けになっている。大きな場面で自分一人だけでマウンドに立っているわけではないと投手が思えることは重要だ」とライシュマン投手コーチは話す。
最先端のデータとともに2年目のシーズンに挑む菅野。日本でもあると良いかと問われると「それは思わないです」ときっぱり。「こっちの野球と日本の野球は違うので。










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