◆忘れな草賞(3歳オープン・リステッド、牝馬限定、4月12日、阪神競馬場・芝2000メートル)

 将来性が豊かな3歳牝馬同士で争われる一戦で、ここはダーリングハースト(牝、美浦・宮田敬介厩舎、父エピファネイア)の素質を買いたい。今年3月に定年で解散した国枝栄厩舎から転厩初戦となるが、陣営はオークス(5月24日、東京)を見据えた戦いへ十分な手応えを抱いている。

 昨年6月の新馬戦(東京・芝1600メートル)は3着に敗れたが、脚部不安明けだった前走の未勝利戦(東京・芝1800メートル)は2馬身半差で快勝した。さらに今回は1ハロンの距離延長となるが、かえってプラス材料になるとみる。宮田調教師「すごく心肺機能が高いですね。追い切りをやっても上がりの息遣いは格段にきれいな馬と言うか、心肺が高そうな馬だなというのが、扱わせていただいての印象です。本当に伸びしろもあるし、成長していきそうな印象があります」と、素材の良さにうなるほどだという。

 日本調教馬として史上初めてブリーダーズCクラシック制覇の偉業を成し遂げたフォーエバーヤングの半妹という良血馬で、まだまだ素質面で奥がありそうな印象だ。完成は先だとは思うが、ここでもやれるだけの力はあると信じたい。

(坂本 達洋)

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