スピードスケート女子で今季限りで現役を引退した高木美帆さんが6日、都内で記者会見に臨んだ。

 女子最多となる五輪通算10個のメダル獲得、日本勢初の世界選手権オールラウンド部門優勝など数々の歴史を刻んできたレジェンド。

銅メダルを獲得した3月の世界選手権をもって、リンクに別れを告げた。会見では髪をまとめ白いパンツスーツに白いブラウスと全身白の装いの美帆さんが、笑顔で登場した。

 会見終盤には会場にいた18年平昌五輪2冠の姉・菜那さんが質問する場面も。「オリンピック、オランダのレース多くのファンからメッセージがあったと思う。ファンの方々へ」と妹の美帆さんへメッセージを求めた。

 美帆さんは「SNSを通してたくさんのメッセージをいただいて、一つ一つを読ませていただいた。1500メートルでメダルを取れなくてどういう気持ちになっていいかわからない時間もあった。そういう中でいただいたたくさんのメッセージ、言葉が自分にとって、1500メートルだけメダルが取れなかったが、周りの人たちの言葉によって、全く違う価値、大切な時間や思いにも変わった。あのときから今までいただいた言葉は自分の中で大きな存在として、今までもこれからもあり続ける。SNSを通して応援してくださった方にも感謝しているし、今はSNSが難しい時代になっている中で、暖かいものになって感謝の気持ち。ありがとうございます」と感謝の気持ちを口にした。

 さらに「ファンの皆さんにも直接お礼を伝えたいと思っている。

そういった企画もできたら面白いかなと思っているので、姉の力を借りてできたら。ファンイベントもできたら」と今後の交流イベントにも関心を寄せた。

 ◆高木 美帆(たかぎ・みほ)1994年5月22日、北海道・幕別町生まれ。31歳。帯広南商、日体大卒。18年世界選手権総合優勝。19年に1500メートルの世界記録樹立。20年全日本選手権で史上初の5種目V。五輪は10年バンクーバー大会に史上最年少15歳で出場。家族は両親と兄、平昌五輪2冠の姉・菜那さん。164センチ。

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