サザンオールスターズの原由子(69)が7日、神奈川・鎌倉芸術館大ホールで単独公演「京都・鎌倉物語 2026」の最終公演を迎えた。21日に迎えるソロデビュー45周年を祝し、京都との2都市で計4公演を開催。

鎌倉公演は6日からの2日間で満員の計3000人が集結し、この日は全国の映画館で行われたライブビューイングでも計1万5000人が視聴した。

 桜が散り始めた古都・鎌倉。45年を経ても変わらない原の明るく上品な歌声が、春の空気に心地よく流れた。キーボードを弾きながら、さっそうと「春待ちロマン」などを歌い上げると「桜の美しい季節にお会いできたこと、うれしく心より感謝申し上げます」と一礼。「ソロとしてこの年齢でライブができるなんて自分が一番驚いています」と感慨に浸った。

 2都市以上でのソロ公演は35年ぶり。ソロ公演自体は23年以来となり「3年たっても緊張したまま」と苦笑い。「歌ってるときだけは年齢のことを忘れたい」と背筋を伸ばし、「恋は、ご多忙申し上げます」などラブソングもちりばめた。全21曲を歌唱し、ソロ曲のほかに「シャボン」などサザンの楽曲も披露。バンドチームにはサザンメンバーの松田弘もドラムとして加わり、原のステージを後押しした。

 昨年は体調を崩すことが多かったといい「ライブをやる度にこれが最後かもな…と思っていた」と告白。それでも、計4公演を元気よく走り抜け「まだ大丈夫みたい!」と自信を取り戻した。

 夫・桑田佳祐は、2月に70歳の古希を迎えた際に「これからもコキまくる」「一生青春」とコメント。それを引き合いに原も「『コキまくる』はちょっと分からないけど、『一生青春』は共鳴しますので、そんな気持ちで年を重ねたいと思っています」と前を向いた。大きな節目を迎えた先も変わらぬ音楽を響かせ続けていく。

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