JRA競馬学校騎手課程第45期生の入学式が7日、千葉県白井市の同校で行われた。現役ジョッキーの石神深一騎手(43)=美浦・フリー=の次男・龍貴さんや、五十嵐雄祐騎手(42)=美浦・田村厩舎=の長男・翼さんが入学。

女性では大垣奈々さん、山田向日葵さんの2人が入学し、11年連続の女性騎手候補生の入学となった。応募195人の難関を突破した7人(2人辞退、1人欠席)が、3年後のデビューを目指し第一歩を踏み出した。

 ハードル界の名手2人の愛息が胸を膨らませた。石神深の次男・龍貴さんは3度目の挑戦で見事合格を果たし「やっと入学ができてほっとしている気持ちです」と安どの表情。兄の深道も現役騎手という競馬一家だけに、式を見届けた父は「僕の悪いところも深道の悪いところも見ているし、そこをしっかり修正してもらえれば」と成長に期待した。

 五十嵐翼さんも父・雄祐の背中を追いかけて騎手を志した。「誰よりも努力して負けないぐらいかっこいい騎手になれるように頑張ります」と元気いっぱいにコメント。父は「スタートラインには立てたと思うし、しっかり技術を磨いてほしい」と力を込めた。

 大垣奈々さん(座右の銘は気合と根性)「小学生の頃に両親に札幌競馬場に連れて行ってもらった際に見たワールドオールスタージョッキーズがきっかけで騎手を目指そうと思いました。女性だからと妥協せず誰よりも努力していきたいです」

 勝崎文哉さん(父は鹿戸厩舎の調教助手)「馬主さんや調教師の方々や全ての人に信頼されるように頑張っていきたい。ケンタッキーダービーなど日本馬が勝っていないようなレースを勝って、海外でも活躍できる騎手になっていきたいです」

 新原泰伸さん(父は元佐賀競馬騎手の健伸さん)「多くの人に感動を与えれるような騎手になりたい。どんなことでも諦めずに向かっていきたいです。

勝ちたいレースは凱旋門賞で、日本人も日本馬も誰も勝っていないからです」

 山田向日葵さん(目標とする騎手は武豊騎手)「将来は3歳未勝利の馬など、まだ勝ったことのない馬を一頭でも多く勝たせたいです。関係者の方々や他の方々に愛され、信頼されるジョッキーになりたいと思っています」

 吉沢孜苑さん(目標の騎手は内田博幸騎手)「『あの騎手は馬と会話ができるよね』みたいな常に人馬一体の状態でできる騎手になりたいです。レースは自分の名前と一緒の紫苑Sを勝ちたいです」

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