サッカー女子日本代表なでしこジャパン」のスタッフと選手は7日、米国遠征へ向けて、羽田空港発の航空機で出発した。FIFAランク2位の米国との3連戦(現地時間11、14、17日)へ向けて、日本に帰国していたMF宮沢ひなた(マンチェスターU)は「今まで積み上げてきたものをどう出せるか。

成長した姿を出せたら」と意気込んだ。

 女子サッカー屈指の強豪との対戦の前に、衝撃が走った。日本サッカー協会は2日、アジア杯優勝に導いたニルス・ニールセン監督が契約満了により退任が決まったと発表。アジア制覇からわずか12日しか経過しておらず、事実上の“解任”になった。

 選手にとっても寝耳に水の出来事だったようで、宮沢は「自分たちも報道で知ったのでびっくりした」と回顧。ただ、「スポーツ界はそういう世界。選手がどうこう言えるものではない」と話すと「自分たちは選手としてピッチ上で表現するだけ。やることは変わらない」と切り替えを強調した。

 米国とは昨年2月のシービリーブス杯で対戦。13年ぶりに勝利(2〇1)する快挙を達成した。あれから約1年。宮沢は「米国のメンバーもあのときとは違う。

自分たちも直近のアジア杯を優勝して、W杯の出場権を得た中で、ここから本当の戦い」と気を引き締め直すと「W杯に向けて今後いろいろな強豪のチームとやっていく上で、積み上げきたものを出せるいい場面。いい場面、悪い場面、いろいろと出ると思うが、そういう収穫が大事。内容にもこだわりますけど、しっかり“勝ち”にはよりこだわりたい」と、世界一奪還への試金石となる3連戦を見据えた。

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