◆米大リーグ ブルージェイズ―ドジャース(7日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ドジャース・山本由伸投手(27)が7日(日本時間8日)、敵地・ブルージェイズ戦に先発。昨季“伝説”をつくったトロントで、5回まで62球で1安打6奪三振と好投を続けている。

 試合前のスタメン紹介で名前がコールされると、痛烈なブーイングを浴びた右腕。しかし、初回は3者連続三振と圧巻の投球で再び敵地を黙らせた。2回は先頭の4番・サンチェスに右越え二塁打を許したが、メジャー初対戦となった5番・岡本和真内野手(29)を二飛に仕留めるなど得点を与えなかった。大谷翔平投手(31)の先制適時打などで2点の援護をもらった直後の3回も3者凡退とさすがの投球を見せた。

 3点リードの5回。先頭で迎えた岡本との2度目の対戦は、3ボールから96・3マイル(約155キロ)直球で左飛に打ち取った。

 山本は昨季のワールドシリーズ(WS)でロサンゼルスの英雄となり、トロント市民にとっては悪魔のような存在になった。まずは第2戦で4安打1失点の完投勝利。2勝3敗で迎えた第6戦では96球を投げ、6回5安打1失点でシリーズ2勝目を挙げると、第7戦では9回から「中0日」で救援登板。延長11回まで投げ切り、3勝目を挙げてMVPに輝いた。WSでは01年のR・ジョンソン(Dバックス)以来の快挙を達成し、日本人投手としては史上初のMVPを獲得。3勝は全て敵地・トロントでマークした。

あれから約5か月ぶりに当地に舞い降りた右腕。前日6日(同7日)には「少し懐かしさと、またワールドシリーズを思い出すような気持ちもある。明日の試合に向けて気を引き締めているところ」と話していた。

 今季ここまでの2登板はいずれも6回2失点で1勝1敗。メジャー初対戦となる岡本にはNPBで8打数4安打の打率5割、1本塁打と打ち込まれていたが「すごい楽しみな気持ちと、これまでもけっこう打たれたりもしているので、どう投げようかなというのを考え始めたりしている。何とかいい勝負ができたらなと思います」と意気込んでいた。

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