日本サッカー協会は8日、レフェリングに関する理解を深めることを目的としたメディア対象の「第2回レフェリー・ブリーフィング」を都内で行い、明治安田百年構想リーグで起きた事象の説明が行われた。

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 3月27日に行われたJ1第5節神戸―広島(2〇1、ノエスタ)の後半39分、神戸に与えられたPKについて、JFAの審判委員会は判定が誤りだったとして「現場ではファウルと判断したが、我々は反則とするべきではないと(判断した)」と説明した。

 問題のシーンでは、神戸DFジエゴが相手GKに倒されたとして、PKの判定に至った。選手間の接触があったことは間違いなく、争点は接触の度合い。GKのチャレンジの仕方、接触の勢いや部位、タイミング、その後のプレーでジエゴが再びプレーに関与する事象が発生したかどうか、などを総合的に判断する必要があった。

 主審の立ち位置とゴール裏カメラからの映像では、接触の印象が異なる事象だったとも言える。VARが映像の確認を主審に“進言”しなかったことについて、佐藤隆治マネジャーは「PKという判断を覆すだけのシーンなのか、非常に悩んだとは思う」としつつ、主審、VARの両者の判断を重ね合わせた上で、適切なジャッジをするべきだったとした。

 結果的に神戸はこのPKを沈めて1―1に追いつき、後半アディショナルタイムに勝ち越しに成功している。

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