社会人野球・第72回JABA静岡大会▽準決勝 東京ガス3―2ヤマハ(8日・浜松球場)

 準決勝が行われ、明大出身でヤマハの新人・高須大雅投手(22)が東京ガス戦に3番手で登板。1点ビハインドの8回1イニングを投げて3者連続三振の完全投球で抑えた。

チームは1点差で敗れ、2年ぶりの決勝進出を逃したものの、ルーキーが存在感を見せつけた。

 最速154キロ右腕が圧巻の投球を披露した。「まだ1点差だったので、なんとか流れを持ってきたかった」。3回に逆転3ランを打たれた3番・藤沢涼介(23)から空振り三振を奪うと、相手クリーンアップをK斬り。「球自体は良かったけど、まだフォームがしっくりこないので修正したい」と、言いながら150キロ台を連発した。

 今大会は2試合に登板。いずれも1イニングだったが、打者3人でピシャリ。申原直樹監督(48)も「ただ者ではない」と、うなった。「球もただ速いだけでない」と、球質の良さを評価する。高須は「社会人相手でも通用する実感はある。2回、3回と徐々に、長いイニングを投げたい」と、話す。昨秋のドラフトでは上位候補に挙げられながら右肩痛の影響で指名漏れした本格右腕が、社会人で実績を積み上げる。

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