来年1月の任期満了に伴う宮崎県知事選について、元同県知事の東国原英夫氏(68)が9日、宮崎市内で会見し、出馬すると表明した。
以下、主な質疑応答
―宮崎県から人口流出が進む現状について
「女性が県外に流出していくということがありますので、この流出をどうやって止めるのか、ということです。
これを根本的に変える時代だ、ゲームチェンジだ、もう変えなきゃいけない、ということです」
「その次の県外流出理由としては都会を見てみたい、実家を出てみたい、といったこともあります。その中で行政ができるのは、やはり社会的ジェンダーギャップを埋めていくことが重要かなと思います。女性の子育ての話で言えば、伴走型の支援が必要ですし、今、女性のL字カーブが問題になっています。正規雇用から非正規雇用になって、出産した後、正規雇用に戻れない。これが宮崎でも顕著にあります。
「先ほど、県民の皆さんの心の風景を変える、という話をしました。シビックプライドもありますが、これまでの古いしきたり、習慣、考え方ですね。伝統芸能や文化は重要です。ただ、『男はこうあるべきだ』『女はこうあるべきだ』というような考え方は変えていかなければいけない。心の風景を変えていかなければいけない、ということです」
―副知事についてはどう考えていますか。
「副知事の話ですが、私は2007年から2011年の期間で、行財政改革の一環として、それまで2人だった副知事を1人にさせていただきました。その後、私が退任した後にすぐ2人に戻りました。今は2人体制になっています。副知事に関しては、釈迦に説法でしょうけれども、議会承認なので、議会が決めることです。ですから、私が今ここでどうこう言うことではないのかなと思っています。今取り沙汰されている方々についても、現時点では一切白紙です。
「ただ、持論としてはあります。アメリカの大統領選のように、大統領と副大統領がセットになっているように、今後は首長選でもトップと副トップをセットで示して、公約にして戦うべきだ、という持論は持っています」
―現県政をどう見ていますか。
「先ほども言ったように、県政全体に対する私の所感としては、やはり活力の力強さに欠ける、物足りなさを感じる、ということです。行政能力はおありになるのではないかと思います。安定志向、安全運転、そういう印象はあります。ただ、誠実実直かと言われると、2023年1月の件がありますので、その評価は少し避けておきます。しかし、能力的には行政能力はあると思いますし、安全運転、安定志向であられる、ということは言えると思います」
「私は全国を回って感じるのですが、首長さんの資質、性格、行動というものが、その自治体に反映するんです。それを踏まえて言うと、今の宮崎県政は活力に、力強さに、今ひとつ欠けている。物足りなさを感じる。躍動感のある、行動力のある、発想力のある自治体というのはやはり輝いていますし、そういう自治体の首長さんは、そういう資質を持っていらっしゃるなと感じます」
―前回の知事在任後、すぐ中央やタレント活動に戻ったことへの不信感もあったと思います。今回、当選したらどうするのか。退路を断つのか。
「2011年1月20日に退任をさせていただきました。1期4年で退任したわけです。理由はいくつかあります。ひとつは、口蹄疫の責任を取るということです。もうひとつは、口蹄疫の種雄牛ですね。私が政治判断で退避させたことに対して、ある畜産団体の方からあれは脱法行為、違法行為ではないか、という指摘がありました。そして、東国原さんが2期目に出るのであれば、間違いなく行政訴訟をする、と言われました。あの頃は、口蹄疫からやっと復興の段階に入った時期でした。その時点で、種雄牛に関する訴訟を抱えるのは宮崎にとってマイナスでしかないと思ったんです。下手をすると、種雄牛を改めて殺処分しなければいけないことになるかもしれない、という危惧もありました」
「ですから私は、その団体の方に『私が2期目に出なければ訴訟はしませんか』と申し上げました。そうしたら、しません、とおっしゃった。それで、分かりました、ということで、断腸の思いでしたが、2期目に出ませんでした。
―退任後に「宮崎を捨てた」「踏み台にした」といった批判がありました。それについてはどう受け止めていますか。
「『なんで1期で辞めたんだ』『宮崎を捨てたんじゃないか』『宮崎を踏み台にしたんじゃないか』、というご指摘やお叱りがありました。これに対しては本当に真摯に反省しております。私の政治判断が間違っていたのだと思います。あれだけの畜産被害を出して、県のトップが責任を取らないというのは、私の持論としてはあり得なかったんです。民間会社でも不祥事があったり、売上が下がったり、結果が出なかったりすればトップが責任を取る。それが当たり前だと思っていました。誰かが責任を取らなければいけないということで、1期で退任しました」
―東京都知事選に出た理由は何ですか。
「その後、私は宮崎にずっといて、あるいは地方をずっと回って、地方衰退の大きな原因として東京一極集中の問題を感じました。それで東京一極集中の是正という観点から、東京都知事選にチャレンジをさせていただきました。
―東京一極集中や九州全体の視点について
「2013年から第二次安倍政権になって、地方創生がスタートしました。最初の担当大臣は石破さんでした。そのとき一丁目一番地として掲げられたのが、東京一極集中の是正です。しかし、それから十何年たっても、東京一極集中の是正は何も進んでいません。ですから、これはもう宮崎から、地方からも働きかけていかなければいけない。もっと言うと、九州全体、ONE九州という視点で見ていかなければいけないと思っています。災害対策の観点から第二首都の議論もありますが、私は福岡を強く推します。
―今回の出馬にあたっての覚悟は
「今回については、もちろん退路を断つ覚悟です。私は首長は10年スパンで考えています。今の制度なら12年ですが、10年でできないことはできない。10年で達成する、という考えです。政治・行政ではよく『目標にします』『目指します』『努力します』と言いますが、私はそれは一切ないです。『達成します』です。達成しなかったら潔く退陣する、その覚悟を持っています」
「もちろん、宮崎出身者として、ふるさととして、最後は骨を埋めます。その不退転の覚悟で、今回県政に当たらせていただきたいと思っております」
―首長に必要な資質とは?
「熱量のある方というのは、もちろん冷静でなければいけないし、誠実でなければいけないし、分析能力にも長けていなければいけない。最後は熱量と情熱と必死さだと思っています。2007年に事務事業の見直しをやったんですよ。3000項目くらいあったかな。民主党政権が事業仕分けを全国でやりましたけれども、それに先んじて宮崎県では『この事務事業は本当に効果的か、有効なのか、県民の役に立っているのか』というのを一つ一つ見直しました。今すぐ同じことをやるとは言いませんが、今の県政がやっている県単独の事務事業が、一つ一つ県民にとって有益になっているのか、検証は必要だと思っています」
―県庁周辺や県の施設のあり方について
「災害対策や人口減対策も含めて、行政の効率性、有効性を担保しなければいけません。その意味で、県庁の今のあり方でいいのかどうか、というのも検討対象になろうかなと思います。県庁は110年、120年になるかな、旧庁舎ですよね。あれは絶対、残す。ただ、その周りの県関係機関の建物は古くないですか。これから全国的に、水道、橋、道路などのインフラが50年以上たって老朽化し、再更新の時期に入っています。つまり、インフラのスクラップ・アンド・ビルドが必要です」
「私は今、YouTubeで県内の県道をずっと回っています。その中で考えているのは、この県道は本当に必要なのか、ということです。スマートシュリンクという観点から言えば、そこも必要だと思っています。有効な県道を残すか残さないか、そういう議論もこれから必要になると思います」
―県の機能を集約する構想について
「県庁周辺の県の関係機関の建物についても、今後老朽化するときにどうするのか。私の構想としては、あれを一つに集約できないだろうか、と思っています。県の関係者が建物のあいだを移動するのにものすごく時間がかかったり、エレベーターがなかったり、階段だけだったり、耐震性はどうなんだとか、いろいろある。そういうものを含めて、一つに集約すべきなんじゃないかなと思っています」
「どこに集約するのかということですが、これは今の段階では“うわごと”だと思ってください。宮崎県はこれまで、垂直経済、空間経済が弱かったんです。都市部に行くと高層ビルが建っていますが、あれは空間経済、垂直経済なんですね。宮崎は空港があって、航空法の関係で高い建物が建てにくかった。この航空法を変えて、宮崎に高い建物を建てられるようにして、中心部に30階、35階級のビルをドンと建てて、商業施設やホテルとの複合ビルにし、そこに県の行政関係をすべて集約できないだろうか。それができたら非常に効率的になります」 「財源についても、県有財産を整理したお金を充てるとか、新しく建てる時には起債もできますから、そういったことも考えていかなければいけない。宮崎のセンタービル、象徴的なビルがあってもいいのではないか、と思っています」
「全国を回ると、空間経済を非常に有効活用している自治体が多いです。もし30階、35階のセンタービルを建てるとしたら、宮崎県産材を使った、木を主軸にした建物はどうだろうか、とも考えています。この間の万博の大屋根、あれは素晴らしい建物です。実際には見に行けなかったんですが、データは全部調べました。今は横浜でも木造20階の建物が建っています。森林関係の方たちに聞くとコストの問題だと言われますが、『やれない、できない』と言っていたら何もできません。やるんだ、という可能性の発想でポジティブに考えていきたいと思っています」
―県庁周辺で集客する?
「景色を変える、というのは、例えば県庁周りの景色を変えるということでもあります。古い県庁は、私の構想としては、官民共創拠点みたいなことができないかなと思っているんですよ。IT、半導体、リモート、デジタル関係の方たちと、官民一体で、あそこを宮崎デジタル化の頭脳拠点にできないか。それと同時に、あそこを道の駅にしたい。私は2007年から2011年のときも、宮崎県庁を道の駅にしたかったんですね。あそこに観光客やさまざまな方が来る。今の宮崎県庁に年間どれくらい人が来ているかご存じですか。1万1000人です。2007年の発足時には100万人の方に来ていただきました。それまでは陳列するだけの物産館だったんですが、『販売しましょう』『陳列型から発信型にしましょう』ということで、県庁の道の駅化のようなことを進めたんです。そういったことも、やはり、今後考えていかなければいけないと思っております」

![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 昼夜兼用立体 ハーブ&ユーカリの香り 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51Q-T7qhTGL._SL500_.jpg)
![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 就寝立体タイプ 無香料 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51pV-1+GeGL._SL500_.jpg)
![[コロンブス] キレイな状態をキープ 長時間撥水 アメダス 防水・防汚スプレー420mL](https://m.media-amazon.com/images/I/31RInZEF7ZL._SL500_.jpg)







![名探偵コナン 106 絵コンテカードセット付き特装版 ([特装版コミック])](https://m.media-amazon.com/images/I/01MKUOLsA5L._SL500_.gif)