NHKは9日、2028年の大河ドラマに山﨑賢人主演の「ジョン万」に決定したと発表した。江戸時代の末期、土佐沖から漂流して日本人として初めて米国に渡り、日本の近代化に大きな役割を果たしたジョン万次郎こと中濱万次郎を演じる。

山﨑は初の大河出演で、主演の大役を担う。

 東京・渋谷の同局で行われた制作・主演発表会見に出席した山﨑は「知れば知るほど魅力的な人。これからジョン万次郎さんの人生を1年かけて作っていけることを楽しみにしています」とコメントした。

 土佐国(現在の高知県)の貧しき漁師だった万次郎は漂流の末、救出されて米国に上陸。英語や西洋の知識、技術を身につけて帰国し、日本の近代化に貢献する。

 万次郎が生まれ育った高知県について山﨑は「舞台の高知公演でカツオのたたきを食べておいしかったことを覚えている。(土佐清水市にある)万次郎さんの資料館にまだ行けてないので行ってみたい」。大河ドラマの舞台となる県民に向けて「最高の作品をお届けするので楽しみにしてください」とメッセージを送った。

 脚本は12年のNHK大河ドラマ「平清盛」や21年度後期の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」を担当した藤本有紀氏が執筆する。

 今年の大河ドラマは仲野太賀が豊臣秀長役で主演している「豊臣兄弟」が放送中。来年の27年は松坂桃李が幕末期の江戸幕府の幕臣・小栗忠順を演じる「逆賊の幕臣」で、2年連続の幕末ものとなる。

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