作新学院(栃木)を16年夏の甲子園で54年ぶりの優勝に導いた小針崇宏氏(42)が、今月から監督に復帰したことが9日までに明らかになった。

 小針氏は06年に就任し、これまでに春夏通算15度の甲子園出場を果たした。

昨年5月には不適切な指導があったとして、6月9日から同年12月8日まで謹慎処分を科され、それに伴ってOBでコーチの佐藤充彦氏が新監督に就任していた。

 謹慎処分の終了後、小針氏は指導者として復帰。3月からは作新学院中等部の軟式野球部監督として、同下旬に岡山で行われた全国大会でも指揮を執っていた。作新学院の新監督には中等部の監督を務める増渕洋介氏を充てる方針だったが、同校担当者によると増渕氏が体調を崩したことや、小針氏の実績と指導力を踏まえた上で「もう一度、小針監督に指導力を発揮してもらいたい」という結論に至った。

 春夏通算28度の甲子園出場を誇る名門も、夏の甲子園出場は21年が最後。5年ぶりとなる夏の聖地を目指して、再スタートを切る。

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