女優の綾瀬はるかお笑いコンビ「千鳥」の大悟が夫婦役でダブル主演する映画「箱の中の羊」(是枝裕和監督、5月29日公開)が9日、第79回カンヌ国際映画祭の最高賞「パルム・ドール」を競うコンペティション部門に出品された。

 パルム・ドールを獲得すれば、日本映画では是枝監督の「万引き家族」(2018年)以来、8年ぶりの快挙となる。

吉報を受け、綾瀬は「是枝監督をはじめスタッフの皆さん、大悟さんをはじめキャストの皆さんと一緒に作り上げたこの作品が、カンヌ国際映画祭という特別な場所で、世界中の方々にご覧いただけることを、大変光栄に思います」と喜び、大悟も「僕的にはメチャクチャラッキー! 大棚ぼた。綾瀬はるかさんとのフランス旅行楽しみです!」と冗談交じりにコメントした。

 是枝監督は「苦楽を共にしたスタッフ、キャストと一緒にまたあの場所に立てることをまずは喜びたいと思います」と喜びのコメント。「久しぶりのオリジナル脚本でもあり、この作品が何を描こうとして、どこに辿り着いたのか? まだ自分でもはっきりとは掴めていないのですが、作品にとっては最高のお披露目の場を頂けたので、船出をしっかり見届けたいと思います」と思いをはせた。

 息子を亡くして2年となった建築家の音々(おとね)と工務店の2代目社長を務める健介の甲本夫婦が息子・翔の姿をしたヒューマノイドを迎え入れることから始まる家族の物語。桑木里夢、清野菜名寛一郎、柊木陽太、角田晃広野呂佳代星野真里、中島歩、余貴美子田中泯らも出演する。

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