◆JERAセ・リーグ 阪神2―0ヤクルト=7回降雨コールド=(9日・甲子園

 阪神・藤川球児監督が試合後のテレビインタビューと記者囲みで「うれしい」と計6度も口にし、納得の表情を浮かべた。

 理由はもちろん、高卒4年目右腕・茨木が6回無失点でプロ初勝利を挙げたから。

昨春キャンプで自身が率いる沖縄・宜野座組に抜てきするなど、就任当初から期待をかけてきた。

 「いやぁ、うれしいですね。本当にうれしいです。素晴らしい投球とまた向こう気の強さを見せてくれたので、4年目ですか? 高校から4年間というのはなかなか長いんですけど、タイガースの場合は上の世代もしっかりしていますから、なかなかチャンスがなかったと思いますけど、地道に順番に自分で鍛えてきたのが今日出てくれましたね。本当に期待に応えてくれて、これほどうれしいことはない」

 2点リードの6回には2死満塁のピンチを背負ったが、「いい点差。マウンドのぬかるみとかね」と雨中のコンディションによる、救援投手の難しい入りをふまえて、迷わず続投を選択。若虎は期待に応え、代打・宮本を空振り三振に仕留めた。「下積みでしょうね。鳴尾浜から始まってですね、腰痛があったりとかありながらやっていますから、ああいう地面がゆるくても集中力はしっかりとある状態の時間、鍛錬を積んできたんだなと思いましたね」とたたえた。

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