歌舞伎俳優の中村雀右衛門、尾上松緑が9日、香川・琴平で「四国こんぴら歌舞伎大芝居」(10~26日、金丸座)の成功祈願とお練りを行った。

 現存する日本最古の本格芝居小屋で上演する歌舞伎公演。

第1部は坂東巳之助、坂東新悟らの「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」と松緑、坂東亀蔵らの「身替座禅(みがわりざぜん)」、第2部は雀右衛門、松緑らの「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)三笠山御殿」、新悟の「鷺娘(さぎむすめ)」を上演する。

 2年ぶり10度目の参加となる雀右衛門は「雀右衛門を襲名して10年目。区切りの年に金丸座で、妹背山のお三輪をできること、こんなにうれしいことはありません。恋に一途な娘を演じます。お客様の心に残るお芝居をお見せしたいと思います」。9年ぶりとなる松緑は「『妹背山婦女庭訓』の鱶七(ふかしち)は紀尾井町の家にとって、大事なお役なので、うれしく思います。亀蔵さんとやる『身替座禅』も師匠(7代目尾上菊五郎)から教えていただいた大事なお役です」と抱負を語った。

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