落語家の桂文枝が10日、大阪・千日前のなんばグランド花月で、83歳の誕生日にあたる7月16日に同地で開催する「桂文枝独演会~落語家60年目のハレ舞台~」をPRした。

 自身のブログで、昨年12月に認知症の検査を受けたことを明かしている文枝。

この日も「最近、物忘れも激しくなりました。前よりもちょっとたくさん稽古をしないと忘れることも多くなりました」と切り出した。

 文枝が受けたのは、アルツハイマー型認知症の原因物質の脳内蓄積を画像化する「アミロイドPET検査」。

 「阪大の先生から『有害なたん白質が頭に残ってると認知症になるよ』と言われまして。(桂)米朝師匠も82歳でネタをだんだん忘れていったということなので、それが心配で検査を受けました。1週間後に結果を聞きにいったら『これはすごいです』と。(原因物質があれば画像に)赤く残るらしいんですけど『一つもない。きれいです。(あと)10年は大丈夫です』と言われました。心配な方は是非検査していただきたい。教えていただいた阪大の有名な先生。名前をちょっと忘れてしまいましたけど」と、きっちり落として笑わせた。

 「頭脳はいけそうですね」ということで、課題はフィジカル。普段から歩くことを心がけ、自宅でも踏み台昇降を実践しているという。さらに「毎日朝の6時25分から(NHK Eテレの)『テレビ体操』をやっております。万全の態勢で60周年の記念公演に臨みたいと思います」と話していた。

 だが、司会者から高座から降りてフォトセッションに臨むよう促された際は「降りるの? 急に言われたら立てへん」とつらそうに足袋の足をさすっていた。直後に更新した自身のブログでも

 「ほぼ/40分/見台がないから足が崩せず/かなりきつい目に/痺れ(しびれ)/キレッキレ/これは/立てるかなと/最後の方は/そればかり心配しておりました」

 とボヤいていた。

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