フリーアナウンサーの和久田麻由子が10日、日本テレビの新報道番組「追跡取材 news LOG」(25日スタート、土曜・後10時)の記者会見に登壇した。

 和久田アナは3月末にNHKを退職し、フリー転身後、この日が初の公の場。

民放初出演となる同番組で、メインキャスターを務めることが発表された会見での主な発言は以下の通り。

 ◆和久田アナの主な一問一答

 ―会見冒頭あいさつ

 こんにちは、アナウンサーの和久田麻由子です。このたび、新しい挑戦的な番組に携わらせて頂けること、心より光栄に思っております。私は、NHKでは朝や夜の時間帯のニュース番組のキャスターを軸に、多岐にわたる番組を担当するチャンスをいただき経験を積んで参りました。そこで得られた伝え手としての経験を糧に、ニュースの核心を視聴者の皆様にしっかりとお伝えていくのが私の使命だと考えております。

 この番組では、ニュースの結論だけでなく、取材する記者たちがどんな問題意識で取材を始めたのか、何に悩み、どんな壁にぶつかり、どう葛藤して真相にたどり着いたのか、その取材の記録、プロセスまでも大切にする新しいニュース番組だからこそ見えてくるニュースの新たな価値、透明性、信頼性がきっとあると信じています。伝え手としての経験を、プロセスという新しい情報の形を届けていくことに注いでいきたいと思っております。

 ―新番組でニュースのプロセスを伝えることへの意気込みは

 顔の見える報道を突き詰めていく番組だと理解しています。記者の皆さんの葛藤や迷いまでも表に出してしまうというのは、ある意味、報道の勇気が試されるものだと思っています。無数の情報に触れられる中、顔の見えるニュース番組だからこそ、情報の信頼度を高めていけるのではないか、皆さんに信頼して選んでいただけるんじゃないかという可能性を信じていますし、そういった存在に番組が近づいていけたら。これまで以上に飾ることのない言葉でニュースをお伝えしていきたい

 ―コンビを組む森アナの印象は

 森さんは皆様もお感じになった通りかと思います。非常に温かく明るく、常に視野が広い。

そして抜群の卓越したコミュニケーション能力をお持ちで、視聴者の皆さんと同じ目線、視点に立ってニュースを捉えようとする方。どんな話題であっても、ご自身の言葉で語られることをプロフェッショナルなレベルで徹底していらっしゃる方で、伝え手として憧れです。だからこそ、信頼感や親しみを覚えるんだなと『news every.』を拝見して感じておりました。私も森さんの隣であればいつもより肩の力を抜いて、素直な言葉でニュースに向き合えるんじゃないかと思っています。

 ―NHKを退職する決断に至った理由は

 NHKでは幅広い番組に携わるチャンスをいただいて、アナウンサーとして育てていただきました。NHKで過ごした日々、経験は全て私にとってかけがいのない財産です。この場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。退職を決めたのは、子どもを2人授かりまして育児をする中で、家族と過ごす時間と自分の仕事とのバランスを考えるようになりました。その頃から漠然と自分の働き方を見つめ直す機会が自然と増えていきまして、もう少し柔軟な働き方を望むようになり、葛藤もありながらその気持ちが膨らんでいったというところが理由です。

 ―新番組出演を決めた理由

 番組のコンセプトについてうかがった時に、報道の結論だけでなく、プロセスまで大切にして伝えるという、新しい報道のあり方を目指していくんだという日本テレビの制作チームの皆さんの熱量と挑戦的な姿勢に、純粋に心を動かされたからです。誰のために、何のために、どう伝えていくのかを日々考えて仕事をしてきた私にとって、プロセスまで伝えるということが、自分が理想とする報道の形と重ね合わせることができたのが一番の決め手になります。

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