落語家の桂文枝が10日、大阪・千日前のなんばグランド花月で、83歳の誕生日にあたる7月16日に同地で開催する「桂文枝独演会~落語家60年目のハレ舞台~」をPRした。

 芸歴60年、まもなく83歳を迎えても芸への意欲は衰えない。

かつてバラエティー番組で共演した俳優の長門裕之南田洋子夫妻に「落語家をやめてタレントになったらどう?」と提案されたが「僕は落語が好きで落語家になったんで」と首を横に振ったところ、激励の座布団を贈られたエピソードを披露した。そして「今までやった落語、だいたい350に近づいているんですね。ここはやはり大きな目標として、500と決めました。目標を持ってやっていきたいと思います」と創作500本を目標に、あと150余りの新ネタを下ろすプランを述べた。

 続いて記者から「かつて『吉本タレント名鑑』では、長らく桂三枝さんと西川きよしさんがトップページを飾っていた。両者に続いて、次代の吉本で金看板を背負うのは誰か」と質問が飛んだ。「―タレント名鑑」はかつて主にメディア向けに発刊されていた冊子で、全所属タレントのプロフィルが掲載されていたが、現在はウェブに置き換わっている。記者はさらに「ダウンタウンさんは次のステージにシフトしつつある。司会では今田耕司さん、東野幸治さん。バラエティーでは千鳥さん、かまいたちさんらもいる」と具体例を挙げた。文枝は思案顔を浮かべてから、次のように話した。

 「一番難しい質問だと思います。

僕の好きな芸人さんは、たくさんいらっしゃいます。誰が(現時点で)一番かというと、甲乙つけがたい。それぞれ頑張ってるのでね。『この人』というのを挙げることができないくらいたくさんいらっしゃいますんで、見守っている感じです。ただ『吉本タレント名鑑』は復活してほしいですね。そして、私と西川きよしさんがいつまでもそこ(トップページ)にいるようにしたい」

 この日一番の爆笑を引き起こしていた。

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