◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第2節1回戦 関大1―0関学大(11日・甲子園)
関大の左腕・米沢友翔(4年=金沢)がリーグ戦初勝利を1安打無四死球、完封の準完全試合で飾った。114球で残塁0の打者27人で、7回まで毎回の13奪三振の快投だった。
初回に3者連続空振り三振を奪い波に乗った。「ちょっと飛ばしすぎたかなっていう風に思ったんですけど、あの三振が自分を勢いづけてくれたのかなと思いました」。コンスタントに140キロ半ばの直球とスライダー、スプリットで三振を奪う。関学大の先発も同じ背番号21の左腕・飯田泰成(4年=春日)。お互いに刺激を受けながら投手戦を演じた。
7回に1点の援護をもらい、9回は一段ギアをあげ自己最速タイの149キロをマークし114球を投げきった。
苦しい時期を乗り越えてつかんだ白星だった。石川・珠洲市出身。2年前の正月に自宅で被災したが、両親に「野球を頑張りなさい」と送り出してもらい、1週間後に関西に戻ってきた。2年夏から1年間、肘と肩を痛めリハビリを余儀なくされた。「みんなが投げてる姿を見てうらやましいなっていう風に思ったこともあったけれど…。両親が石川県から送り出してくれたので、恩返ししたいっていう気持ちがあって、それはずっと忘れずに練習してました」。
ようやくつかんだ白星に「4年間でやっと手にできたので、素直にうれしいです。調子が良かったですし、甲子園が力を貸してくれたと思います」と笑顔が広がった。
ネット裏にはNPB9球団のスカウトが投球を見守った。ロッテ・三家スカウトは「いいボールを投げている。ストレートで空振り三振が取れるのが魅力。ゲームメークもできる」と評価。中1日で先発となった6日の近大戦も視察しており「十分にインパクトがあった」と話した。
目標はプロ入り。大学の2年先輩には中日・金丸夢斗がいる。「すごく仲良くさせていただいていました。尊敬できる先輩で、憧れもあるんですが、やっぱ追いつきたいなっていう風に思います」。ケガを乗り越えた米沢が、一気にブレークを誓った。










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