10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」は、全国の15~19歳の若者に、「ぶっちゃけ花見は楽しいと思いますか?」というアンケート調査を実施した。

 花見を楽しいか聞いた今回の調査で「思う」と答えたのは69.8%。

約7割の高校生は「花見は楽しいもの」と認識していることが分かった。

 理由としてまず多かったのが、桜そのものの美しさ。「桜がいいかんじだから」「綺麗で心が洗われる」「自然を見て心が穏やかになるから」「日本の春を感じるから」など、「きれい」「春を感じる」や「桜が好き」といった言葉が多く、桜を見ること自体に価値を感じている高校生は少なくないようだ。

 また、“花より団子”とも言える声も目立つ結果に。「外でご飯食べるのおいしい」「ご飯がいつもより美味しいから」「美味しいものをたくさん食べれるから」「ご飯中心だけど(桜も)きれいだから」といった、花見というよりも、“外で食べるピクニック感”を楽しんでいる高校生も多い様子。

 さらに多かったのが、「誰と行くか」が大事という声。「友達と一緒にワイワイ話しながら楽しめるから」「家族団欒。特別感」「友達といればなんでも楽しい」「友達とご飯食べてる時点で楽しいです」と、花見そのものよりも、友達や家族と過ごす時間が楽しいという感覚が強いことも分かった。「花見が楽しいというよりは友達といるのが楽しいだけ」という高校生もいたことから、花見の楽しさは、“場所よりもメンバー次第”な部分も大きいのかもしれない。

 また、Z世代らしい理由としてSNS映えを挙げる声もあった。「綺麗で写真映えするから」「映えるから」「外で食べるだけで楽しいし映えた写真が撮れるから」など、写真を撮るイベントとして花見を楽しんでいる高校生もいるようだ。

 一方で「スマホを見ないのもいいから」といった声もあり、デジタル空間を忘れて自然の中で友達と過ごす時間そのものを評価している高校生もた。

 それでも「花見は楽しいと思わない」と答えた若者は30.2%。少数派とはいえ、約3人に1人はネガティブな印象を持っている結果となった。「楽しいと思わない」理由を見ていくと、「虫がいるから嫌」「毛虫むり」「花粉症」「風が強くてビジュが崩れる」など、「虫」や「花粉」といった、花見そのものよりも環境的なストレスを理由に挙げる声が目立ちった。特に10代後半になると、虫や花粉などの現実的な“しんどいポイント“はかなり気になる様子。強風でせっかく盛った髪の毛が崩れるようものなら楽しんでいる場合ではないのかもしれない。

 また、「ただ食べて喋るだけ」「普通にお店で食事したい」「正直虚しいだけで時間の無駄」「ネットの写真の方が綺麗」といった、“イベントとして意味がわからない”という意見を持つ高校生もいた。「それならカフェやお店でよくない?」という声もあったことから、屋外の花見より、室内のカフェを選ぶ高校生は一定数いるようだ。

 さらに、「花を見ても何も思わない」「花を見るだけだから」「花見て何が楽しいん」「何が楽しいかわからない」など“そもそも花を見ても何も思わない”高校生もいたようだ。

SNSで綺麗な桜の写真が簡単に見られる今、わざわざ出かける意味を感じにくいという価値観もZ世代らしさと言えるのかもしれない。

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